フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年09月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
208
ISBN:
9784040822457
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フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔

  • 著者 野田 力
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年09月08日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
208
ISBN:
9784040822457

在隊6年半、内側から見たフランス外人部隊の実像

今日、自分は死ぬかもしれない――。内戦の続くコートジボワールで著者は死を覚悟したという。その名の通り、外国籍の兵士で構成されるフランス外人部隊。6年半、在籍した日本人がその経験を余すところなく書く。


<目次>

はじめに

第1章 「戦場」を経験するということ

「外人部隊」とは何か?/バグラム基地兵舎での感動!/FOBとCOP/銃撃戦とコーヒー/戦場で「トイレ(大)」をするということ/「顔」を失った兵士/「日常」への帰還の難しさ  他

第2章 外人部隊兵というお仕事――志願からの五か月

第一歩としての「志願」/自衛隊に入隊したかった!/志願前の情報収集と心得/剥奪される「本名」/外人部隊入隊の競争率/オバーニュの選抜試験  他

第3章 パラシュート部隊の"アルカトラズ"な日々

それぞれの性格をもつ「連隊」/外人部隊兵の給料と手当/軍の階級と隊の構成/パラシュート降下の基礎練習/歩兵訓練とミニミ軽機関銃/戦場救急の心構え、「SAFE」と「MARCHE」  他

第4章 自分は人を殺せるか

初めての海外派遣、コートジボワール/自分が殺される可能性/とにかく暑かったジブチ/脱走と覚悟/ガボンとシャンゼリゼ通り/アフガニスタンへ行くことを選んだ理由  他

第5章 除隊後の人生

テロリストと戦うということ/恩給、生命保険、傷痍軍人手当/看護師になるという決意/「帰れる場所」としての外人部隊  他
今日、自分は死ぬかもしれない――。内戦の続くコートジボワールで著者は死を覚悟したという。その名の通り、外国籍の兵士で構成されるフランス外人部隊。6年半、在籍した日本人がその経験を余すところなく書く。


<目次>

はじめに

第1章 「戦場」を経験するということ

「外人部隊」とは何か?/バグラム基地兵舎での感動!/FOBとCOP/銃撃戦とコーヒー/戦場で「トイレ(大)」をするということ/「顔」を失った兵士/「日常」への帰還の難しさ  他

第2章 外人部隊兵というお仕事――志願からの五か月

第一歩としての「志願」/自衛隊に入隊したかった!/志願前の情報収集と心得/剥奪される「本名」/外人部隊入隊の競争率/オバーニュの選抜試験  他

第3章 パラシュート部隊の"アルカトラズ"な日々

それぞれの性格をもつ「連隊」/外人部隊兵の給料と手当/軍の階級と隊の構成/パラシュート降下の基礎練習/歩兵訓練とミニミ軽機関銃/戦場救急の心構え、「SAFE」と「MARCHE」  他

第4章 自分は人を殺せるか

初めての海外派遣、コートジボワール/自分が殺される可能性/とにかく暑かったジブチ/脱走と覚悟/ガボンとシャンゼリゼ通り/アフガニスタンへ行くことを選んだ理由  他

第5章 除隊後の人生

テロリストと戦うということ/恩給、生命保険、傷痍軍人手当/看護師になるという決意/「帰れる場所」としての外人部隊  他

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「フランス外人部隊 その実体と兵士たちの横顔」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「フランス外人部隊125の真実」にも登場する、アフガニスタンにも出兵したパラシュート連隊に所属されていた野田さんの手記。もともとは災害救護活動をやりたいと自衛隊を目指していた著者。外人部隊の一兵士として 「フランス外人部隊125の真実」にも登場する、アフガニスタンにも出兵したパラシュート連隊に所属されていた野田さんの手記。もともとは災害救護活動をやりたいと自衛隊を目指していた著者。外人部隊の一兵士としての戦闘や死に接した時の心情をも綴っていく。もっと扇情的に書くという選択もあっただろうに、淡々とした、しかも正直な語りで非常に好感が持てた。「戦争のない平和な世の中になってほしい。しかし、なくならない限り誰かがそこに行く」実体験だからこそ、腹に落ちる。 …続きを読む
    ずっきん
    2019年03月23日
    64人がナイス!しています
  • 自衛隊の試験に15回落ちるも、災害救援が諦められずフランスの外人部隊に入隊。6年半の在隊期間にパラシュート連隊や海外派遣を経験した著者の体験記。繰り返し強調されるのは「外人部隊といえども、実際は雑用ばか 自衛隊の試験に15回落ちるも、災害救援が諦められずフランスの外人部隊に入隊。6年半の在隊期間にパラシュート連隊や海外派遣を経験した著者の体験記。繰り返し強調されるのは「外人部隊といえども、実際は雑用ばかりの毎日。重装備で長時間行軍を続ける精神力と体力に自信がなければ入隊を考えるべきではない」ということ。著者は戦場を経験してみたい好奇心とフランスへの恩返しをしたい思いから海外派遣を志願。緊張が高まる場面でも、目の前のやるべきことをしっかりやろうと考えていれば逃げずに向き合うことができたと記しています。 …続きを読む
    hatayan
    2020年08月30日
    56人がナイス!しています
  • フランス外人部隊に6年半在隊した筆者による手記。訓練や戦場だけでなく、多くの時間が掃除といった雑用との現実も描いている。とても抑制的な書き方である。 まず一読して思うのは、自己や周囲を少し突き放して視 フランス外人部隊に6年半在隊した筆者による手記。訓練や戦場だけでなく、多くの時間が掃除といった雑用との現実も描いている。とても抑制的な書き方である。 まず一読して思うのは、自己や周囲を少し突き放して視る筆者の間合いである。訓練から戦闘時の様子まで、その間合いに根差した描き方は、大岡昇平や保阪正康のそれを個人的にふと思い出すものがあった。 それゆえに、「オフィスのお偉いさん」が決めた、いかなる状況であれ相手が攻撃しないと発砲できないこと(威嚇射撃も禁止)と、現場の兵士の困惑が(以下続く) …続きを読む
    Utsuro
    2018年10月06日
    14人がナイス!しています

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著者紹介

野田 力

元・フランス外人部隊パラシュート連隊、水陸両用中隊隊員(2004年~11年)。
帰国後は看護師免許を取得、自身の経験を伝える活動もおこなっている。本書が初の著作。

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