わたしは名前がない。あなたはだれ? エミリー・ディキンスン詩集

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年07月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
176
ISBN:
9784040693330

わたしは名前がない。あなたはだれ? エミリー・ディキンスン詩集

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年07月20日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
176
ISBN:
9784040693330

死後発見された1775編の詩は世界に衝撃を与えた!不思議な詩人エミリー

「薄明の窓辺に置かれた言葉のジュエリー。エミリーの詩は読むたびに新しく誕生する。」――谷川俊太郎(帯のことば)
英文の構造が変則的で、それゆえ訳すことが難しいといわれるエミリー・ディキンスンの1775編の詩のなかから、73編を選んで、7つのジャンルに分けて構成した。ディキンスンを愛してやまない詩人で翻訳家の内藤里永子氏が、「ディキンスンの詩に親しみをもってもらえるように」との願いを込めた渾身の訳。内藤氏は『まぶしい庭へ』(ディキンスンの詩にターシャ・テューダーがイラストをつけた絵本)を訳し、好評を博した。7つのジャンル分けは以下のとおり。
1、わたしは名前がない。あなたはだれ? (日々の暮らしを宇宙のものとともに)
2、ほんとうに目が見えなくなってしまう前に (心の目で見て、心の耳で聴く)
3、魂には逃亡を企てる時がある (舞い踊る衝動、噴火を秘めたエネルギー)
4、自分自身を信じるの!神秘を信じるの! (詩人の姿のあらわれ)
5、朝がドアを叩いた、別れのとき。どちらももう強くはなかった (いのちの真紅の多量のしたたり)
6、あのような方も死ぬ、ということが、わたしの死を穏やかにする (死の眠りと別れ)
7、「希望」は背中に翼をつけている(癒しのことば)
「薄明の窓辺に置かれた言葉のジュエリー。エミリーの詩は読むたびに新しく誕生する。」――谷川俊太郎(帯のことば)
英文の構造が変則的で、それゆえ訳すことが難しいといわれるエミリー・ディキンスンの1775編の詩のなかから、73編を選んで、7つのジャンルに分けて構成した。ディキンスンを愛してやまない詩人で翻訳家の内藤里永子氏が、「ディキンスンの詩に親しみをもってもらえるように」との願いを込めた渾身の訳。内藤氏は『まぶしい庭へ』(ディキンスンの詩にターシャ・テューダーがイラストをつけた絵本)を訳し、好評を博した。7つのジャンル分けは以下のとおり。
1、わたしは名前がない。あなたはだれ? (日々の暮らしを宇宙のものとともに)
2、ほんとうに目が見えなくなってしまう前に (心の目で見て、心の耳で聴く)
3、魂には逃亡を企てる時がある (舞い踊る衝動、噴火を秘めたエネルギー)
4、自分自身を信じるの!神秘を信じるの! (詩人の姿のあらわれ)
5、朝がドアを叩いた、別れのとき。どちらももう強くはなかった (いのちの真紅の多量のしたたり)
6、あのような方も死ぬ、ということが、わたしの死を穏やかにする (死の眠りと別れ)
7、「希望」は背中に翼をつけている(癒しのことば)

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「わたしは名前がない。あなたはだれ? エミリー・ディキンスン詩集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 今までに感じたことのない空間を感じた。一篇一遍、読み進める中で、静謐な空間を感じながら、それでいて、どこかに深い思いを感じ取ったり。それから、映画があることを知った。原文を読むほどの力はないのだが、エ 今までに感じたことのない空間を感じた。一篇一遍、読み進める中で、静謐な空間を感じながら、それでいて、どこかに深い思いを感じ取ったり。それから、映画があることを知った。原文を読むほどの力はないのだが、エミリーのファンが誰かを見て、納得。そして、それはあとがきの中に、谷川俊太郎さんの名前がでてきて、より深まった。 …続きを読む
    けんとまん1007
    2017年10月28日
    25人がナイス!しています
  • 絵本『まぶしい庭へ』と一緒に借りてきました。訳は同じ方。絵本は自然を描いた作品が中心でしたが、こちらでは作者の内面を感じる作品が多く、創作へのこだわりや恋、死生観など、どんな生き方をしてきた人なんだろ 絵本『まぶしい庭へ』と一緒に借りてきました。訳は同じ方。絵本は自然を描いた作品が中心でしたが、こちらでは作者の内面を感じる作品が多く、創作へのこだわりや恋、死生観など、どんな生き方をしてきた人なんだろう、と、気になってきました。生きていた時代は違うのに、意外と身近に感じる。この訳、元はどんな表現だったの?という興味も湧いてきました。次は岩波文庫で読む予定。 …続きを読む
    マツユキ
    2023年01月02日
    18人がナイス!しています
  • ここまで心地好い詩集は初めてかもしれない! 胸の中を晴れた日の海風が吹き抜けるようだった。 うっすらと聞いていた生涯のイメージから。勝手に閉塞的な作品なのかと思っていたのが恥ずかしい。 訳もとても良かっ ここまで心地好い詩集は初めてかもしれない! 胸の中を晴れた日の海風が吹き抜けるようだった。 うっすらと聞いていた生涯のイメージから。勝手に閉塞的な作品なのかと思っていたのが恥ずかしい。 訳もとても良かった。 次は原文で、声に出して読んでみたい。 …続きを読む
    スイ
    2022年08月15日
    16人がナイス!しています

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