紅茶館くじら亭ダイアリー シナモン・ジンジャーは雪解けの香り

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年02月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784040721606
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紅茶館くじら亭ダイアリー シナモン・ジンジャーは雪解けの香り

  • 著者 伊佐良 紫築
  • イラスト pon-marsh
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年02月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784040721606

~ここはポットいっぱいの紅茶と、少しの味方に出会える居場所~

函館旧市街の外れ、坂の上の紅茶館「くじら亭」。人の心の動きを“匂い”で感じられる少女・彩は、同じ体質を持つ店主・怜二が営むその店で働く事に。やがて紅茶の香りに誘われ、不器用だけど優しい人々が訪れて―― 函館旧市街の外れ、坂の上の紅茶館「くじら亭」。人の心の動きを“匂い”で感じられる少女・彩は、同じ体質を持つ店主・怜二が営むその店で働く事に。やがて紅茶の香りに誘われ、不器用だけど優しい人々が訪れて――

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「紅茶館くじら亭ダイアリー シナモン・ジンジャーは雪解けの香り」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 人が悩んだり、苦しんでいる心を香りとして感じる体質の彩は、高校進学に伴い、函館旧市街にひっそりと佇む喫茶店「くじら亭」で下宿とバイトを始める。中学時代のいじめで人間不信気味だった彩だが、店主の怜二に支 人が悩んだり、苦しんでいる心を香りとして感じる体質の彩は、高校進学に伴い、函館旧市街にひっそりと佇む喫茶店「くじら亭」で下宿とバイトを始める。中学時代のいじめで人間不信気味だった彩だが、店主の怜二に支えられながら高校生活を始め……。くじら亭で美味しい紅茶の淹れ方を学びながら、恋愛や複雑な人間関係に悩む少女達と出会い、彼女達の悩みに真摯に向き合う彩が良かったです。行方不明になった『クレヨン王国』の一巻を探すために大掃除を始めた場面では、何年経っても心の中に残り続ける本があるというのは幸せだなあと感じました。 …続きを読む
    スズ
    2017年03月12日
    61人がナイス!しています
  • 文章の技巧上の不備(描写の不自然さ、視点や登場人物の性格のぶれ)に、うーん、これは読み続けるのは厳しいか・・・と思っていたが、中盤を超えて面白くなり、あとは一気読み。設定にしても、年頃の娘さんを一人暮 文章の技巧上の不備(描写の不自然さ、視点や登場人物の性格のぶれ)に、うーん、これは読み続けるのは厳しいか・・・と思っていたが、中盤を超えて面白くなり、あとは一気読み。設定にしても、年頃の娘さんを一人暮らしの三十男と同居させるのはいかがなものかと思うけれど、少女が一から自分で人間関係を切り開いていく不安さというものはよく出ていたと思う。 …続きを読む
    佐島楓
    2017年03月04日
    48人がナイス!しています
  • 物語の舞台は函館の旧市街。中学生の時にある特殊な能力が原因で嫌な思いをした彩は高校受験の日、結婚前の母が訪れたことのある丘の上の紅茶館『くじら亭』へ足をはこぶ。母と同じように自分の境遇、今後の不安を聴 物語の舞台は函館の旧市街。中学生の時にある特殊な能力が原因で嫌な思いをした彩は高校受験の日、結婚前の母が訪れたことのある丘の上の紅茶館『くじら亭』へ足をはこぶ。母と同じように自分の境遇、今後の不安を聴いて貰うために…。『ポット一杯の紅茶とちょっとの見方、それに居場所があればなんとかなる』店長の言葉に心を救われた彩は店の張り紙を見てあることを思いつく…ミルクティを片手に読みたくなる素敵な作品(#^.^#) …続きを読む
    寂しがり屋の狼さん
    2019年08月03日
    33人がナイス!しています

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