ついに〈暗黒の塔〉にいたる本当の道を見つけたローランドたちを絶望が襲う
スザンナの行方を案じて焦燥に駆られる〈カ・テット〉たち。ジェイクとキャラハン神父は彼女とミーアのあとを追うべく、1999年のニューヨークへ転移するが、そこにはとてつもない危機が待ち受けていた。
スザンナの行方を案じて焦燥に駆られる〈カ・テット〉たち。ジェイクとキャラハン神父は彼女とミーアのあとを追うべく、1999年のニューヨークへ転移するが、そこにはとてつもない危機が待ち受けていた。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
ダークタワー VI スザンナの歌 下 が含まれている特集
「ダークタワー VI スザンナの歌 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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これまでの物語のカラクリの断片が提示されていく本作ですが、なんかクライマックス一直線って感じですね。結局、メンバーが集合することなく終了してしまうとは....「荒地」と同様に終わり方がずるいです。w メタ
これまでの物語のカラクリの断片が提示されていく本作ですが、なんかクライマックス一直線って感じですね。結局、メンバーが集合することなく終了してしまうとは....「荒地」と同様に終わり方がずるいです。w メタな展開も楽しいですが、最終巻に行く前に「アトランティス~」に寄り道していきます!
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覚書。「消えたスザンナの行方を突き止めろ!」(帯の惹句引用)*二か月近くひとつの話を読み続けていると、なんだかずうっとこのまま読んでいたい。と思った。「エド・マクベイン87分署効果」みたいな奴でしょうか
覚書。「消えたスザンナの行方を突き止めろ!」(帯の惹句引用)*二か月近くひとつの話を読み続けていると、なんだかずうっとこのまま読んでいたい。と思った。「エド・マクベイン87分署効果」みたいな奴でしょうか(読んだことないけれど)。「大菩薩峠」に挑戦していたときは、とにかく早く読み切りたかった。大長編の場合はこの両者の間で気持ちが揺れ動くのでしょうね。現在の心境は「いったん区切りをつけるべ」に傾いていますが。久しぶりに図書館を利用しようと、ふと思いついた瞬間に変化が訪れました。グレイス・ペイリーにたとえれば、
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第六巻の下巻。自らの死を確信しながらも、スザンナを救うため敵地本陣に赴くキャハランとジェイク。自分達を創作した張本人・スティーヴン・キングと対峙するローランドとエディ。それぞれが別々に動き、物語もいよ
第六巻の下巻。自らの死を確信しながらも、スザンナを救うため敵地本陣に赴くキャハランとジェイク。自分達を創作した張本人・スティーヴン・キングと対峙するローランドとエディ。それぞれが別々に動き、物語もいよいよ核心部へ。大河小説ではまずあり得ない作者本人の登場というメタネタは当時賛否両論あったようだが、むしろキングはこのアイディアありきで本作を書いていたと思う。そしてキング本人の事故死(現実では一命を取り留めた)で最終巻に引っ張るという反則級の大技に驚愕。長かったカ・テットとの旅もあと少しかと思うと少し寂しい。
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