第23回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉

きみといたい、朽ち果てるまで ~絶望の街イタギリにて

ラスト10ページで号泣必至! 激しく切ない恋を描くホラー大賞受賞作!

  • 著者 坊木 椎哉
  • 定価  円(本体円+税)
  • 発売日:2016年11月26日

ラスト10ページで号泣必至! 激しく切ない恋を描くホラー大賞受賞作!

選考委員の評価が真っ二つに割れた、第23回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉受賞作! 世界から見捨てられた人々が集まってくる混沌の街・イタギリ。希望のない街に住む少年は、明日の見えない生活の中、ささやかな希望を見いだす。その希望は、道ばたでスケッチをするシズクという儚げな少女への淡い想い。次第にふたりは惹かれ合うが、絶望の街は、そんなふたりの恋を許すことはなかった……選考委員の綾辻行人氏をして「ボロボロ泣いた」と言わしめた、凄絶にして美しいエンディングは見物! 独特の世界観と美学に彩られた新しいホラー小説にして究極の恋愛小説!!



かつてこんなにも激しく、こんなにも切ない恋があっただろうか――衝撃の受賞作に絶賛の声!

【綾辻行人氏(作家・日本ホラー小説大賞選考委員)】
クライマックスから結末に至る凄絶なシークエンスを読むうち、どうしても涙が止まらなくなった。こういうのを「ボロ泣き」というのだなあ、と思った。ミステリやホラーの新人賞の原稿を読んで、こんなに泣いたのは初めてだった。――傑作である。  

【長谷敏司氏(作家)】
泥沼のような絶望を掻き分けて、見つけたロマンスの尊さに、少年はまだ気づいていないかもしれない。それは、我々この物語を読む者だけに、発見できる輝きかもしれないのだ。

【redjuice氏(イラストレーター)】
美しいと言うにはあまりにも血と死臭に彩られ過ぎた、壊れたボーイミーツガール。
それでもなお、美しい情景を思い描かずにはいられませんでした。

人物相関図

おすすめコメント

第23回日本ホラー小説大賞〈優秀賞〉を受賞された坊木さんは、実はその前に、集英社主催の第1回ジャンプホラー小説大賞〈銅賞〉を受賞されていました。ちょうど集英社でも新刊を準備しているとのことで、それならば時期を合わせましょうということになり、さらに、イラスト、デザインも合わせて……と、どんどん話が膨らみ、このたび、姉妹のような素敵な2冊が出来上がりました。
――担当編集者より

プロモーションムービー

本作品PV

「この世で最後のデートをきみと」PV

読者モニターレビュー

感想をつづるのが難しい。きっと他の誰にも描くことのできない終わり方がとても美しかった。過去にも何度か読者モニターに当選しておりいろいろな作品を拝読しておりますが、発売されたら絶対に購入したいと思ったものはこれが初めてでした。きっと万人に愛される作品ではないけれど、私はとても好きです。

怖かった、ああ怖かった。読んでいて常にどこか不穏な空気が漂っていて、すぐそこにどうしようもない絶望感が横たわっているんじゃないかと、ドキドキしながら読みました。そんな空気感の中にも明るさを宿していたのが、とても魅力的な登場人物たちでした。ラストシーンはすごく素敵で、美しく、大好きな終わり方でした。

登場人物達の迎える壮絶な運命。絶望の渦中から希望へと手を伸ばそうとする人々の心。そしてラスト24ページに描かれる静かでもある展開と開示される感情の中身には、落涙を禁じ得なかった。素晴らしく異常で純粋な恋愛小説であった。(

著者紹介

坊木 椎哉(ぼうき・しいや)

1975年新潟生まれ。新潟大学中途退学、現在会社勤務。2015年ジャンプホラー小説大賞「ピュグマリオンは種を撒く」で銅賞を受賞。16年「黄金色の炎と213号室の雫」で、第23回日本ホラー小説大賞優秀賞を受賞。

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