「食いもの」の神語り 言葉が伝える太古の列島食

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年01月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784047035515
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「食いもの」の神語り 言葉が伝える太古の列島食

  • 著者 木村 紀子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年01月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784047035515

「食」にまつわることばから、日本の太古食の豊かさを描き出す。

貝・菜・魚・肉・果・豆・根・米・餅・塩・酢・酒・贄……、記紀・万葉などを手がかりに、食を表すことばを読み解き、日本列島に太古から生きていた人々が何を食べて命を繋いできたのかを検証する。

〈目次〉
   はしがき
1部 「食ひて活くべきもの」の神語り
一 オホゲツ姫の殺害と穀草の誕生
二 天照大神による水田稲作の開始
三 トヨの国名に関わるイモ(芋)と穀物由来の国名群
四 海サチ・山サチという神語
五 祝詞のミテグラ(供物)
六 万葉集「乞食者詠」と調理・保存用語

2部 神ながらの食い物呼称
(1) カヒ──貝・穎 他
(2) ナとウヲ──菜・魚
(3)シシとシギ──獣肉、鳥肉
(4) クダ物とクリ──果、栗
(5) くさぐさの種つ物──粟・黍・稗・麦、小豆・大豆
(6) モ・メ、ノリ、コンブ──藻、海苔、昆布
(7) ネ──根
(8) イネ・シネとヨネ──稲、米
(9) イヒ・ママ──飯
(10) カユとモチ・モチヒ──粥、餅
(11) コ(ナ)──粉
(12) シホ、ス、アメ、アブラ──塩、酢、飴、油
(13) ミヅとユ、シル──水・湯・汁
(14) サケ、(ミ)キ・クシ・ミワ──酒
(15) ミケ・ニヘ・アヘ──御食・贄・饗
貝・菜・魚・肉・果・豆・根・米・餅・塩・酢・酒・贄……、記紀・万葉などを手がかりに、食を表すことばを読み解き、日本列島に太古から生きていた人々が何を食べて命を繋いできたのかを検証する。

〈目次〉
   はしがき
1部 「食ひて活くべきもの」の神語り
一 オホゲツ姫の殺害と穀草の誕生
二 天照大神による水田稲作の開始
三 トヨの国名に関わるイモ(芋)と穀物由来の国名群
四 海サチ・山サチという神語
五 祝詞のミテグラ(供物)
六 万葉集「乞食者詠」と調理・保存用語

2部 神ながらの食い物呼称
(1) カヒ──貝・穎 他
(2) ナとウヲ──菜・魚
(3)シシとシギ──獣肉、鳥肉
(4) クダ物とクリ──果、栗
(5) くさぐさの種つ物──粟・黍・稗・麦、小豆・大豆
(6) モ・メ、ノリ、コンブ──藻、海苔、昆布
(7) ネ──根
(8) イネ・シネとヨネ──稲、米
(9) イヒ・ママ──飯
(10) カユとモチ・モチヒ──粥、餅
(11) コ(ナ)──粉
(12) シホ、ス、アメ、アブラ──塩、酢、飴、油
(13) ミヅとユ、シル──水・湯・汁
(14) サケ、(ミ)キ・クシ・ミワ──酒
(15) ミケ・ニヘ・アヘ──御食・贄・饗

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「「食いもの」の神語り 言葉が伝える太古の列島食」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「日本語の深層」「原始日本語のおもかげ」の著者による言葉から見た古代日本の食物誌。古事記・日本書紀に留まらず催馬楽や祝詞なども駆使して一音の意味・変遷を細かく考察していく方法は、考古学的遺物のほとんど 「日本語の深層」「原始日本語のおもかげ」の著者による言葉から見た古代日本の食物誌。古事記・日本書紀に留まらず催馬楽や祝詞なども駆使して一音の意味・変遷を細かく考察していく方法は、考古学的遺物のほとんど残らない物を研究することの難しさを感じさせました。「普通な物は残らない」とは民俗学でもよく言われるのですが、日々の生活は人生のほとんどなのにわざわざ書き残したりしませんものね。魚や穀物よりも海藻に重きが置かれていたことは面白かったです。比較的安易に大量に安定的に獲れ、保存が容易だったからか? …続きを読む
    翠埜もぐら
    2021年06月06日
    10人がナイス!しています
  • 「ヤマトコトバの考古学 」「原始日本語のおもかげ」に続いて読む。記紀万葉集等の語彙に、漢字の採用によって意味にバイアスの掛かる即ち「和名抄」以前の我らの言葉の実像に迫ろうとする。今回は話題を食物に絞る 「ヤマトコトバの考古学 」「原始日本語のおもかげ」に続いて読む。記紀万葉集等の語彙に、漢字の採用によって意味にバイアスの掛かる即ち「和名抄」以前の我らの言葉の実像に迫ろうとする。今回は話題を食物に絞る。メ(芽と目)ハ(葉と歯)クキ(茎と歯茎)ハナ(花と鼻)ホ(穂と頬)ミ(実と身)等、身体と植物との対応の指摘から本書は始まる。柳田國男風の文体は読んで心地よいし、更に論証的である。漢字採用に伴う大和言葉本来の語義との離間、近世の仮名遣い混乱、最悪は新仮名遣いの採用。我らの言語感覚は大いにずれてしまったのだろう …続きを読む
    bapaksejahtera
    2021年05月09日
    9人がナイス!しています
  • 学者の雑記帳を覗き見る感じ。柔らかく読みやすい文章。単純な擬音から始まり、生活に根差した複雑な言葉が増えていく。蚕の繭の中身を食べていたという説に納得した。勿体ないもんなぁ。海藻がやたら細分化されてる 学者の雑記帳を覗き見る感じ。柔らかく読みやすい文章。単純な擬音から始まり、生活に根差した複雑な言葉が増えていく。蚕の繭の中身を食べていたという説に納得した。勿体ないもんなぁ。海藻がやたら細分化されてるのが島国だなとも思う。海老やら貝を無視して(それも不思議)供物リストに入るらしい。「ナ」は食べ物全般、「ヒ」(飯、餅(ヒ)、貝)は霊力、生命力込みで美味しい物を指すよう。「御餐」が服属儀礼だというのは以前『古事記』の解説で読んだ(お酌する豪族の娘も込みでもてなしなんだろうな、と思った)。 …続きを読む
    よみびとしらず
    2021年02月24日
    6人がナイス!しています

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