怪しい店

怪しい店

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年11月01日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784041021415

怪しい店

  • 著者 有栖川 有栖
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年11月01日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784041021415

犯罪学者・火村英生と有栖川有栖が、今度はお店で名推理!! 傑作ミステリ

誰にも言えない悩みをただただ聞いてくれる不思議なお店「みみや」。その女性店主が殺された。犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖が謎に挑む表題作「怪しい店」ほか、様々な店を舞台にした傑作ミステリ! 誰にも言えない悩みをただただ聞いてくれる不思議なお店「みみや」。その女性店主が殺された。犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖が謎に挑む表題作「怪しい店」ほか、様々な店を舞台にした傑作ミステリ!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「怪しい店」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初読み作家。本格派の雄との評価は知っていたがライトな印象。おそらくは軽く推理を楽しむためのアンソロジーなのだろう。それぞれ趣きが違う短編集である。私のいち押しは「ショーウインドゥを砕く」。これはそう、 初読み作家。本格派の雄との評価は知っていたがライトな印象。おそらくは軽く推理を楽しむためのアンソロジーなのだろう。それぞれ趣きが違う短編集である。私のいち押しは「ショーウインドゥを砕く」。これはそう、あの倒叙形式の傑作刑事コロンボそのもの!狙って書いたのは間違いない。見事に擽られてしまった。そして潮騒理髪店のレトロな感傷。列車にハンカチを振る女性は「砂の器」紙吹雪の女へのオマージュか。読み込めば至る所にリスペクトがある。確かに軽い。だが読み応えとしばし余韻に浸れる佳作。有栖川有栖はやはり凄い作家だった。 …続きを読む
    サム・ミイラ
    2016年10月13日
    290人がナイス!しています
  • 有栖川有栖の作品はあまり本格ミステリという感じはせず、気楽に読めるミステリだと思います。計画性のあるようで計画性のあまりない犯罪のため、突っ込みどころが満載ですが、科学捜査の進化や防犯カメラの増殖等で 有栖川有栖の作品はあまり本格ミステリという感じはせず、気楽に読めるミステリだと思います。計画性のあるようで計画性のあまりない犯罪のため、突っ込みどころが満載ですが、科学捜査の進化や防犯カメラの増殖等で犯罪者がかなりつらい時代になっている気がします。犯罪者をかばう訳ではないですが、推理作家にもリアリティを出そうとすると結構厳しいのかも知れません。 …続きを読む
    starbro
    2015年02月24日
    247人がナイス!しています
  • 変則アリバイもの、倒叙もの、赤毛連盟パターンと色々と目先を変えた工夫を凝らした短編集。見せをテーマにまとめたという着眼点が面白かった。 変則アリバイもの、倒叙もの、赤毛連盟パターンと色々と目先を変えた工夫を凝らした短編集。見せをテーマにまとめたという着眼点が面白かった。
    紅はこべ
    2015年03月19日
    221人がナイス!しています

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