刑事マルティン・ベック 煙に消えた男

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041014806
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刑事マルティン・ベック 煙に消えた男

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041014806

警察小説の金字塔、刑事マルティン・ベックシリーズ第二弾!

取材でハンガリーを訪れたジャーナリストが消息を絶った。単身ブタペストに飛び、同僚からの情報を頼りに捜索に当たる刑事マルティン・ベック。だが、やがて執拗な尾行者に悩まされるようになり--。 取材でハンガリーを訪れたジャーナリストが消息を絶った。単身ブタペストに飛び、同僚からの情報を頼りに捜索に当たる刑事マルティン・ベック。だが、やがて執拗な尾行者に悩まされるようになり--。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「刑事マルティン・ベック 煙に消えた男」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ★★★★☆ マルティン・ベックシリーズ第2作目。 ハンガリーで消えた男の行方を追うベック。捜査の過程で麻薬密輸グループを捕えることに成功するも、このグループと男の失踪は無関係だった模様。その後、幾つかのデー ★★★★☆ マルティン・ベックシリーズ第2作目。 ハンガリーで消えた男の行方を追うベック。捜査の過程で麻薬密輸グループを捕えることに成功するも、このグループと男の失踪は無関係だった模様。その後、幾つかのデータから犯人を特定するのだが、被害者がクズ野郎だったこともあって結末はほろ苦い。 半分以上は戦後ハンガリーが舞台となっており、『悪童日記』とそれに続く三部作の情景が頭に浮かんだ。 本作は少しだけミステリ的要素も入っており、個人的に頑張り屋だが未熟なステンステルムを応援したくなった。 …続きを読む
    Kircheis
    2024年02月10日
    324人がナイス!しています
  • 1960年代のブタペストが舞台で当時の東の雰囲気を残していて公安小説みたいなテイストだ。使われたトリックはゴーンさんも使ったパスポートチェックの穴だし。スパイが絡む国際問題かっ?て思わせて実はってオチだ。 1960年代のブタペストが舞台で当時の東の雰囲気を残していて公安小説みたいなテイストだ。使われたトリックはゴーンさんも使ったパスポートチェックの穴だし。スパイが絡む国際問題かっ?て思わせて実はってオチだ。ヨーロッパ各地を飛び回るし読みにくい地名がじゃんじゃん出て来るので地図を見ながら読んでいった。マルティン・ベックさん,地道で着実な捜査ですねぇ。第4作までは読むことに決めてます。次,「バルコニーの男」へ。 …続きを読む
    修一郎
    2020年05月24日
    130人がナイス!しています
  • 鉄のカーテンがあったころのブダペストの、ぞくっとする感じと落ち着かなさがよく出ている。マルティン・ベックは行方不明になった男を捜すためにブダペストに行く。そこで感じる不可解さ。この事件は何かがおかしい 鉄のカーテンがあったころのブダペストの、ぞくっとする感じと落ち着かなさがよく出ている。マルティン・ベックは行方不明になった男を捜すためにブダペストに行く。そこで感じる不可解さ。この事件は何かがおかしい。東欧の旅行者へのシステムも不可思議だし、人々も不気味。特にハンガリー人少佐のスルカにいたっては、得体が知れず、KGB時代のプーチンのイメージを持った。しかし、このシリーズのいいところは嫌な奴もだんだんと人間味をもってくるところだ。スルカが特にいい。そしてベックがアールべりに葉書を書くところでは思わず微笑む。 …続きを読む
    ケイ
    2016年05月14日
    121人がナイス!しています

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