すべての愛がゆるされる島

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年12月16日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
210
ISBN:
9784048682206
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すべての愛がゆるされる島

  • 著者 杉井 光
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年12月16日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
210
ISBN:
9784048682206

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「すべての愛がゆるされる島」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「存在証明の失敗は不在証明にならない」自分は同性愛とか近親愛とかそういうのは分からない。でもそれは自分たちの勝手な定義であって、そういう人たちは自分の定義をちゃんと持っている。だから差別とかはしてはい 「存在証明の失敗は不在証明にならない」自分は同性愛とか近親愛とかそういうのは分からない。でもそれは自分たちの勝手な定義であって、そういう人たちは自分の定義をちゃんと持っている。だから差別とかはしてはいけないと思う。けれどやはりどうかと思ってしまうのが人間のサガ。愛すべき対象が少しずれているだけなのに批判を浴びる。最初にそういう定義を作った人は誰なんだろう。そんなことを言ったらキリがないのでやめておくけれど、そういう人たちにとってこの島は楽園だろう。実際にあるんだこの島。杉井さんどこで見つけたんだろ。 …続きを読む
    とら
    2012年02月05日
    77人がナイス!しています
  • 読後は表現しがたい何かの感情に駆られている。裏表紙に載せられているあらすじから想像できる話とはちょっと違った物語。同性愛、近親愛、不倫愛、世間から忌み嫌われ、タブーとされた交わりはこの島では許される。 読後は表現しがたい何かの感情に駆られている。裏表紙に載せられているあらすじから想像できる話とはちょっと違った物語。同性愛、近親愛、不倫愛、世間から忌み嫌われ、タブーとされた交わりはこの島では許される。神様に本当の愛かどうか啓示され、選ばれた者だけがこの楽園で住める。神の定義、愛の定義、幸せの定義などについて語る描写があったが、非常に興味深く、思わず納得するほどだった。そして、プロットが素晴らしい。結末に思わず驚かされてしまう。近親相姦や背徳愛が大好きな私としては満足な一冊だった。愛とは難解で不安定なもの。 …続きを読む
    美羽と花雲のハナシ
    2012年05月01日
    56人がナイス!しています
  • うわ、どうしようよく分からなかった…。言いたいことややりたい事はなんとなく分かるんだけど、理解しきれてないし釈然としない。不倫愛、近親愛、同性愛など…二人が本当に愛し合っていれば、すべての愛がゆるされる うわ、どうしようよく分からなかった…。言いたいことややりたい事はなんとなく分かるんだけど、理解しきれてないし釈然としない。不倫愛、近親愛、同性愛など…二人が本当に愛し合っていれば、すべての愛がゆるされる島が舞台の物語。こういった禁忌系の恋愛に苦手意識があったせいか、どうしても登場人物たちの心情を上手く捉えることができない。謎めいた島の秘密が明かされる展開や構成はとても魅力的。だけど私、あの○○○系トリックも苦手だから…苦手分野のコンボで久々にリタイヤ寸前まで追い込まれた。 …続きを読む
    おかだ
    2018年09月12日
    53人がナイス!しています

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