硝子のハンマー

第58回推理作家協会賞

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2007年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
608
ISBN:
9784041979075
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第58回推理作家協会賞

硝子のハンマー

  • 著者 貴志 祐介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2007年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
608
ISBN:
9784041979075

ミステリー界を仰天させた完璧無比の密室トリック、ついに文庫化!

日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。月9ドラマ『鍵のかかった部屋』原作! 日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。月9ドラマ『鍵のかかった部屋』原作!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「硝子のハンマー」感想・レビュー
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  • 短編集を読む前に復習再読。貴志さんでなければ、特にガチガチの本格作家の手に掛かっていたら、そこそこの凡作で終わっていたかもしれない。トリックは面白いが、その"見せ方"によっては驚きが減じられかねない。色 短編集を読む前に復習再読。貴志さんでなければ、特にガチガチの本格作家の手に掛かっていたら、そこそこの凡作で終わっていたかもしれない。トリックは面白いが、その"見せ方"によっては驚きが減じられかねない。色々と「上手いなぁ」と思わせる作り込みがされており、長さを感じさせない。主役コンビも魅力的。全うな本格作品にも関わらず、様々な点が現代的であり、何気にあまり無いタイプなので、どんどん新作を出して欲しい。しかし、現代的=風化が激しいという面もあり、特に防犯関連の情報を仕入れ続けるのはしんどそうだ。 …続きを読む
    W-G
    2016年09月25日
    724人がナイス!しています
  • 非常に変わった構成のミステリー。少し戸惑ったがこういうやり方もあるのかと感心した。第二部では犯人の動機や心理状態、犯行への緻密な計画と準備が丁寧に描かれ、同時に作者の罪に対する考え方や伝えたい事も明確 非常に変わった構成のミステリー。少し戸惑ったがこういうやり方もあるのかと感心した。第二部では犯人の動機や心理状態、犯行への緻密な計画と準備が丁寧に描かれ、同時に作者の罪に対する考え方や伝えたい事も明確になる。殺してしまったら終わり。これはあの名作「青の炎」に共通するテーマなのだと気づく。取り返しのつかない事をした後悔や変わってしまう日常、怯えながら生きる息苦しさを再びしっかり味あわせてくれる。探偵役の二人がとても魅力的。画期的なトリックとなる程と思わせるタイトルも秀逸な本格密室ミステリーの傑作。 …続きを読む
    サム・ミイラ
    2014年10月04日
    514人がナイス!しています
  • まさか○から殺すとは。【榎本】のキャラ設定が良い。 まさか○から殺すとは。【榎本】のキャラ設定が良い。
    青葉麒麟
    2011年08月03日
    451人がナイス!しています

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著者紹介

貴志祐介(きし ゆうすけ)

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格 ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、100万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、2008年『新世界より』で日本SF大賞を受賞。2010年刊行された『悪の教典』は第1回山田風太郎賞を受賞したほか第144回直木賞の候補ともなり、その年の話題を独占した。他の著書に『クリムゾンの迷宮』『青の炎』『ダークゾーン』など。

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