眠り姫

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年10月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
372
ISBN:
9784829116630
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眠り姫

  • 著者 貴子 潤一郎
  • イラスト ともぞ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年10月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
372
ISBN:
9784829116630

貴子潤一郎、伝説の大賞作家が描く珠玉の短編集!

恋人の聡実が眠り続ける病気にかかってしまった。数時間が数日、数週間、数か月、数年と、眠り続ける時間がながくなる。眠りながら老いていく彼女を主人公は見守り続けるのだが――。表題作を含む、著者渾身の短編集 恋人の聡実が眠り続ける病気にかかってしまった。数時間が数日、数週間、数か月、数年と、眠り続ける時間がながくなる。眠りながら老いていく彼女を主人公は見守り続けるのだが――。表題作を含む、著者渾身の短編集

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「眠り姫」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大森望氏の編んだアンソロジーで読んだ表題作『眠り姫』に魅了され、本書にも手を出した。結果的には大正解。すこぶる面白かった!様々なジャンルを自由に横断しつつ、レベルの高い短編を連発する作者の技量に驚く。 大森望氏の編んだアンソロジーで読んだ表題作『眠り姫』に魅了され、本書にも手を出した。結果的には大正解。すこぶる面白かった!様々なジャンルを自由に横断しつつ、レベルの高い短編を連発する作者の技量に驚く。ライトノベルという枠を越えて、傑作短編集の一つに数えられて間違いのない満足度の高さだった。前述の通り、元々読んでいた表題作もやっぱり素晴らしかったのだが、それに負けずとも劣らずの充実ぶりをみせてくれるのが、学校の図書室を舞台にした『さよなら、アーカイブ』。青春小説好きには、是非ご一読を願いたい。 …続きを読む
    加藤
    2017年05月28日
    9人がナイス!しています
  • 図書館では借りなかったけれど、あと3年であとがきに近いシチュエーションだった。おしかった。内容は短編集。表題作はラストが好みだった。ほかも耽美調だったり、青春だったり、ハードボイルドだったりと粒ぞろい 図書館では借りなかったけれど、あと3年であとがきに近いシチュエーションだった。おしかった。内容は短編集。表題作はラストが好みだった。ほかも耽美調だったり、青春だったり、ハードボイルドだったりと粒ぞろいでバリエーション豊か。一番好きなのは『水たちがあばれる』だろうか。二転三転する物語はなかなか先が読めなかった。ちなみに全体的にラノベっぽさは薄い。あえて言うならセリフにそれっぽいところがあるが、ライトノベルと一般小説の間、やや一般小説寄りくらいの位置に思える。 …続きを読む
    CCC
    2021年10月13日
    8人がナイス!しています
  • 探偵真木シリーズを読んでみたくて、読んでみる。バラエティに富んでいて面白い短篇集。どれも、基本的にライトノベル的ではないという問題もあるけれど(笑 表題作は、やはりしんみり。と、いいつつも純愛すぎる感 探偵真木シリーズを読んでみたくて、読んでみる。バラエティに富んでいて面白い短篇集。どれも、基本的にライトノベル的ではないという問題もあるけれど(笑 表題作は、やはりしんみり。と、いいつつも純愛すぎる感(笑 あと、これを見るとヴェロニカの叙述トリックはやはり、いらんかったんや!とも思ったり(笑 他には「さよなら、アーカイブ」が一番面白かった。でも、ちょっとできすぎ感。そして、探偵真木シリーズ。真木といえば「暗い落日」のシリーズの方が有名な感。本歌とり? …続きを読む
    ソルト佐藤
    2019年07月06日
    7人がナイス!しています

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