闇に学ぶ 辺見庸掌編小説集

闇に学ぶ 辺見庸掌編小説集

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年09月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
384
ISBN:
9784048735520

闇に学ぶ 辺見庸掌編小説集

  • 著者 辺見 庸
  • デザイン 緒方 修一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年09月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
384
ISBN:
9784048735520

人間と風景の闇から見えてくるものをテーマにする小説33作品を収録。

闇夜の黒、心の闇、性の闇・・・人間と風景の奥底に潜む美しい闇の正体を凝視して来た著者の作品群を一堂に集めた。未収録の掌編・闇に学ぶ、赤い橋の下のぬるい水、ゆで卵、自動起床装置、森と言語などを収録。 闇夜の黒、心の闇、性の闇・・・人間と風景の奥底に潜む美しい闇の正体を凝視して来た著者の作品群を一堂に集めた。未収録の掌編・闇に学ぶ、赤い橋の下のぬるい水、ゆで卵、自動起床装置、森と言語などを収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「闇に学ぶ 辺見庸掌編小説集」感想・レビュー
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  • 得意ジャンルの掌編小説から「赤い橋の下のぬるい水」「ゆで卵」「自動起床装置」の代表的中篇小説まで含むベスト的な一冊。記者出身の小説家は無駄のない文体がベースにあるので安定性は抜群だ。そこにちょっと不思 得意ジャンルの掌編小説から「赤い橋の下のぬるい水」「ゆで卵」「自動起床装置」の代表的中篇小説まで含むベスト的な一冊。記者出身の小説家は無駄のない文体がベースにあるので安定性は抜群だ。そこにちょっと不思議な味わいのエピソードを重ねる。ファンタジーとまでは言わないが、作家の手のひらで繰り広げられる血肉を感じさせる。やはり人生経験と広い視野を持った著者ならではの捨て身の構えがいい。掌編小説はエッセイ的な味わいもあり、変幻自在な小説の 形は魅力十分。ノンフィクションの傑作「もの食う人びと」も読んでみたくなった。 …続きを読む
    ブラックジャケット
    2020年09月28日
    10人がナイス!しています

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