千年、働いてきました 老舗企業大国ニッポン

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2006年11月09日
判型:
B6変形判
商品形態:
新書
ページ数:
250
ISBN:
9784047100763

千年、働いてきました 老舗企業大国ニッポン

  • 著者 野村 進
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2006年11月09日
判型:
B6変形判
商品形態:
新書
ページ数:
250
ISBN:
9784047100763

千年以上続く会社は、ここ日本にあった!

日本には創業100年を超える会社が、10万社以上ある。驚くことに、日本以外のアジアの国々ではほぼ例がない。なぜ日本にこれだけ老舗の企業が生き残ったのか? 大宅賞作家・野村進がめぐる、老舗企業の旅。 日本には創業100年を超える会社が、10万社以上ある。驚くことに、日本以外のアジアの国々ではほぼ例がない。なぜ日本にこれだけ老舗の企業が生き残ったのか? 大宅賞作家・野村進がめぐる、老舗企業の旅。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「千年、働いてきました 老舗企業大国ニッポン」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 実に面白いルポルタージュだ。西暦578年創業の「金剛組」をはじめ、今も続く老舗18社をを巡っての行脚旅。知らなかったのだが、日本は世界に冠たる老舗の国らしいのだ。一方、中国や韓国にはこうした企業は存在 実に面白いルポルタージュだ。西暦578年創業の「金剛組」をはじめ、今も続く老舗18社をを巡っての行脚旅。知らなかったのだが、日本は世界に冠たる老舗の国らしいのだ。一方、中国や韓国にはこうした企業は存在しないらしい。老舗とはいっても、伝統だけを売り物にしているというわけではない。ケータイひとつをとっても、そこに生かされている核心の技術は、なんと田中貴金属工業(1885年創業)や福田金属箔粉工業(1700年創業)といった老舗のものなのだ。オーストラリアの羊毛の毛刈りだってヒゲタ醤油(1616年創業)の成果だ。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2016年05月17日
    340人がナイス!しています
  • 超長寿の企業についての話です。やはり長生きする企業は製造業が当然のことながら多いということはわかります。いわゆる老舗といわれている企業が多いのでしょう。その企業はなぜこのように長寿であったのかがよくわ 超長寿の企業についての話です。やはり長生きする企業は製造業が当然のことながら多いということはわかります。いわゆる老舗といわれている企業が多いのでしょう。その企業はなぜこのように長寿であったのかがよくわかります。ただこの中には残念なことですが、林原という会社も入っています。ほかのことに手を出さなければ長生きしていたのでしょうが。ここには日本企業がこれからやらなければならないことなどのヒントが数多くあると思えました。 …続きを読む
    KAZOO
    2016年04月30日
    154人がナイス!しています
  • 冒頭、世界最古の会社が日本にあると知り驚く。西暦578年創業。なんと聖徳太子の生きた飛鳥時代から千四百年続いているらしい。なんという会社かは本書を読んでください。本書では創業百年以上の会社が19社紹介され 冒頭、世界最古の会社が日本にあると知り驚く。西暦578年創業。なんと聖徳太子の生きた飛鳥時代から千四百年続いているらしい。なんという会社かは本書を読んでください。本書では創業百年以上の会社が19社紹介されている。老舗と言うと粽一筋五百年なんて京の老舗を想像しがちだが、本書に登場するのは自社のコア技術を守りながら時代の変化に対応して生きのびて来た中小企業群である。老舗がアジアでは日本に集中していることの文化的・歴史的考察はその通りだと思うが、それゆえに複雑な気持ちにもなる。そして冒頭の企業にも時代の波が…。 …続きを読む
    ntahima
    2012年10月07日
    54人がナイス!しています

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