蛇神

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年08月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
417
ISBN:
9784041962022
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蛇神

  • 著者 今邑 彩
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年08月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
417
ISBN:
9784041962022

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「蛇神」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • そっちに行くんだ!そして続きが気になるシリーズ第一弾。冒頭描かれる蕎麦屋での惨殺事件から、舞台は神仏入り混じり極めて閉鎖的な日の本村へ。古事記・日本書紀を掘り下げながら、天照大神やヤマタノオロチの伝承 そっちに行くんだ!そして続きが気になるシリーズ第一弾。冒頭描かれる蕎麦屋での惨殺事件から、舞台は神仏入り混じり極めて閉鎖的な日の本村へ。古事記・日本書紀を掘り下げながら、天照大神やヤマタノオロチの伝承を紐解くのが興味深い。中盤から徐々に描かれだす祭祀の様子は、狂気でカルトな予測に容易に行き着き、気付かぬ日登美が歯痒いばかり。全く人物変わって展開する日美香の部、その正体が明らかになるに連れ見事に事柄が繋がっていく。なかなか嫌悪な物語だがライトな仕上がりに拍手喝采。 …続きを読む
    nobby
    2017年06月27日
    127人がナイス!しています
  • 2年半ぶりの再読。むっちゃ面白かった!あらためて“蛇”の神聖な魅力、毒牙思い浮かべる脅威、そして美しき鱗に惹かれるばかり…昭和52年を描く「日登美の部」に唐突に続けられる平成10年「日美香の部」。この20年近く 2年半ぶりの再読。むっちゃ面白かった!あらためて“蛇”の神聖な魅力、毒牙思い浮かべる脅威、そして美しき鱗に惹かれるばかり…昭和52年を描く「日登美の部」に唐突に続けられる平成10年「日美香の部」。この20年近く離れて表出する事柄が、徐々に明かされていく展開が絶妙!閉鎖的で神仏祭祀の蔓延るムラ社会に辟易しながらも不思議と嫌悪感は少なめ。淫猥とか生贄など荒唐無稽としか思えない事象が見事に繋がる!天照大権現にヤマタノオロチ、自分にとってはギリギリ範疇で楽しめた(笑)手元にあと3冊全部あるのに安心して早速続編へ♬ …続きを読む
    nobby
    2020年01月21日
    126人がナイス!しています
  • 信州の山奥にある日の本村。そこの産まれとは知らず、蕎麦屋の若女将として平凡な日常を送っていた日登美。ある事件をきっかけに生まれ故郷の日の本村に戻る事となり… 日登美とその娘である日美香の二人を主人公に日 信州の山奥にある日の本村。そこの産まれとは知らず、蕎麦屋の若女将として平凡な日常を送っていた日登美。ある事件をきっかけに生まれ故郷の日の本村に戻る事となり… 日登美とその娘である日美香の二人を主人公に日本神話の天照大神を祀る風習を色濃く残す日の本村での風習や、日女(ひるめ)と呼ばれる巫女の血統。寒村に連綿と続くカルト宗教ににたその一族のお話。日本神話に疎いのでそこまでピンと来ないのだが、神話をテーマにしたホラー。蛇神の印を纏った日美香が今後どうなっていくのか気になります。続刊へ。 …続きを読む
    suzuro@低浮上
    2019年09月23日
    72人がナイス!しています

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