掲載開始日 2020年09月01日
MITテクノロジーレビュー主催の世界的なアワード『Innovators Under 35』日本版初開催
AI/ロボット工学、インターネットなど5分野で、才能ある若きイノベーターを募集
MITテクノロジーレビュー[日本版](運営:株式会社角川アスキー総合研究所、代表取締役社長:加瀬典子)は、才能ある若きイノベーターたちを讃え、その活動を支援することを目的とした世界的なアワード「Innovators Under 35」(読み方:イノベーターズ・アンダー35)の日本版となる「Innovators Under 35 Japan」を初開催いたします。
MITテクノロジーレビュー[日本版](運営:株式会社角川アスキー総合研究所、代表取締役社長:加瀬典子)は、才能ある若きイノベーターたちを讃え、その活動を支援することを目的とした世界的なアワード「Innovators Under 35」(読み方:イノベーターズ・アンダー35)の日本版となる「Innovators Under 35 Japan」を初開催いたします。
「Innovators Under 35」の第1回は1999年に始まり、マサチューセッツ工科大学(MIT)のキャンパスで毎年発表されるグローバル版に加えて、現在ではアジア、中国、欧州、インド、ラテンアメリカ、MENAのローカル版が各地域のパートナーとともに開催されています。過去には、Google共同創業者のセルゲイ・ブリン、Facebook共同創業者兼会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグも受賞するなど、国際的に高く評価されている権威あるアワードです。
初開催となる「Innovators Under 35 Japan 2020」では、コンピューター/電子機器、ソフトウェア、輸送(宇宙開発)、インターネット、AI/ロボット工学の5分野において、大学、企業、政府機関、非営利団体などに属する35歳未満の研究者、技術者、活動家、スタートアップ起業家を募集します。
各分野の国内トップクラスの審査員による厳正な審査を経て、2021年1月に10名のイノベーターを選出・発表する予定です。10名の受賞者は、翌年のグローバル版にノミネートされ、審査対象となります。応募は9月1日から10月31日まで、公式サイトで受け付けます。2021年1月に発表を兼ねた記念イベント「Innovators Under 35 Japan Summit」を開催する予定です。また、2021年3月には受賞者の顔ぶれを紹介するMITテクノロジーレビュー[日本版]特別号(ムック)も発行する予定です。
日本での「Innovators Under 35」の開催に際して、MITテクノロジーレビューCEO兼発行人のエリザベス・ブラムソン=ブードローは、次のようにコメントしています。
「MITテクノロジーレビューのInnovators Under 35は、先端テクノロジーの分野で先頭に立ってきた実績を持つ日本の次世代のスターを紹介するのに、理想的なプラットフォームです。私たちは、日本をイノベーターの世界的コミュニティに迎えられることをとても嬉しく思っています。そして、受賞者の業績を称賛できることを楽しみにしています。」
応募方法
公式サイトの専用フォームから応募者本人にエントリーしていただきます。
審査では、応募者本人に提出いただいた書類に加え、リファレンス・レター(推薦状)をもとに活動内容を評価いたします。候補者のもっとも優れた業績と、その仕事が与えた影響、技術的な詳細などを提出いただける3名のリファレンス(推薦人)が必要です。
公式サイト : https://events.technologyreview.jp/iu35/
※別途、「情報提供フォーム」からの他薦も受け付けています。その場合も、最終的には候補者本人による応募が必要です。
募集分野
○コンピューター/電子機器 ……量子コンピューター、IoT機器、VR/AR機器、カメラ、ディスプレイなど
○ソフトウェア ……OS、ミドルウェア、アプリケーション(スマホアプリ含む)、暗号技術など
○輸送(宇宙開発) ……人工衛星/宇宙船の開発・運用、宇宙探査、宇宙利用サービス、物流、ドローンなど
○インターネット ……インターネットを利用したサービス、Webサイト、および関連技術など
○AI/ロボット工学 …… 機械学習/深層学習などのAI技術、産業用/家庭用ロボット、自律運転車など
応募対象
大学、スタートアップ企業、大企業、政府機関、非営利団体などに属する研究者、技術者、起業家、活動家等。35歳未満(1985年10月2日以降に生まれた人)が今回の対象となります。
選考方法
MITテクノロジーレビューが定めるグローバル基準に則り、該当分野の国内の専門家(専門機関の研究者、大学教授など)が審査を実施。最終的にはMITテクノロジーレビューが決定します。
このほどコンピューター/電子機器分野の審査員に元Google Japan代表取締役社長の村上憲郎氏が、AI/ロボット工学分野の審査員に、札幌市立大学理事長・学長の中島秀之氏が就任。そのほかの審査員は決定次第、順次、発表していきます。
[村上憲郎(むらかみ・のりお)氏]
京都大学工学部卒業。Digital Equipment Corporation Japan取締役、Google米国本社副社長兼Google Japan代表取締役社長などを歴任後、村上憲郎事務所を開設。現在、同社代表取締役。
[中島秀之(なかしま・ひでゆき)氏]
東京大学大学院情報工学専門課程修了。産総研サイバーアシスト研究センター長、公立はこだて未来大学学長などを経て、現在、札幌市立大学理事長・学長、株式会社未来シェア取締役会長。
「Innovators Under 35 Japan Summit」開催(イベント)
受賞者を集めたセレモニー/イベントを2021年1月に開催予定です。受賞者とパートナー企業、関係者とのネットワーキングを行います(新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、開催形式を変更する場合があります)。
■開催日:2021年1月
■開催場所:東京都内
■内容:基調講演、表彰式、受賞者プレゼン、パートナー企業セッション、パーティなど
過去の主な受賞者[グローバル版 https://www.innovatorsunder35.com/]
MITテクノロジーレビュー Innovators Under 35 特別号(ムック)を2021年3月に発行予定
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■MITテクノロジーレビューについて
『MITテクノロジーレビュー(MIT Technology Review)』は1899年に米国マサチューセッツ工科大学によって創設された、世界で最も歴史と権威があるテクノロジー誌です。
米国版の読者層は、その8割超がテクノロジー部門の責任者であり、6割が経営層に読まれています。日本版は株式会社KADOKAWAの子会社である株式会社角川アスキー総合研究所が米Technology Review Inc.とのライセンス契約のもと、2016年10月から会員制Webメディアとして運営しています。
https://www.technologyreview.jp/