掲載開始日 2019年08月16日
【妖怪博士・荒俣宏先生の<夏休み子ども妖怪教室>が盛況に開催!】参加親子約200名の興奮、熱狂の声、続々!!
日本の文化振興に寄与するための事業を手掛ける公益財団法人 角川文化振興財団(所在地:東京都千代田区富士見1-12-15理事長:角川歴彦)は、令和元年8月13日(火)、埼玉県所沢市の保健センターにて妖怪博士・荒俣宏先生の<夏休み子ども妖怪教室>を開催しました。
妖怪博士・荒俣宏先生による<夏休み子ども妖怪教室>が、埼玉県所沢市の保健センターにて盛況に開催されました。
荒俣宏先生は、ご自身も<一つ目入道>に扮しながら、所沢市内の小学生親子に向け、白熱した妖怪授業を繰り広げました。
妖怪は、実はたいへん身近な存在で、普段みんなも妖怪たちと一緒に暮らしているんだよ、と古今東西、様々な例をあげてわかりやすく解説。節分やハロウィーン、クリスマスまで妖怪と深い関わりのある行事であるというお話に、子供たちは興味津々で聞き入っていました。
また、荒俣先生は、埼玉では天狗も川に棲むという<烏天狗>、道に出没する埼玉の妖怪<夜道怪>、さらに荒川などの川筋に出る<河童>と、次々と異様な妖怪を会場に呼び込み、会場の子どもたちを大いに怖がらせ、楽しませました。
◆親子連れ約200人が参加!興奮、熱狂の声、続々!!◆
この妖怪授業には、所沢市内に通う小学生とその保護者約200名が参加。来場した親子連れは、授業の後も興奮冷めやらず、<荒俣一つ目入道>にサインをもらう列や、<烏天狗><夜道怪><河童>との記念撮影の列が長蛇となり、なかなか途切れない熱狂ぶりとなりました。
授業の後、次のような妖怪教室の感想メールが続々と寄せられ、授業の満足度の高さが伺えました。
●保護者からの感想メール
「妖怪教室をありがとうございました。ますます妖怪に興味がわきました。子供たちも喜んでいました。荒俣宏先生のわかりやすい説明もよかったです。妖怪のカラステング、やどうかい、カッパさんと写真がとれてよかったです。また、このような妖怪教室があったら所沢でやって欲しいです。」
「河童がリアル過ぎて5歳の次女が泣きわめいていました。確かにあれは大人が見てもギョッとしてしまうメイクで次女が泣くのも仕方ないです。結果的に会場が笑いに包まれて場が和やかになって良かったので来年以降も変わらずに子供を怖がらせて欲しいです。」
「荒俣先生のお話が楽しく、お土産もいただけて、参加出来て良かったです。子供達が怖がるかと思っていましたが、嬉しそうに妖怪へ寄って行き驚きました。次回があるなら、また参加したいと思います。」
「荒俣先生のお話も楽しく、マニアックだけど楽しいイベントでした。知的好奇心を高めるイベントは大人も子供も一緒になって楽しめていいコミュニケーションになりました。ありがとうございました。」
「息子が妖怪好きで本をたくさん読んでいるのはわかっていたが、ちょっと頭をひねらないといけない荒俣先生のクイズにも答えられていることにとても驚いた。 単に知識を入れるだけでなく、入れた知識を自分の考えで言葉に変換できるようになっていたようだ。」
「荒俣先生が自ら妖怪に扮していたり、登場する妖怪のクオリティが高かったので視覚的に大人も楽しめた。 展示物や衣装のクォリティが高いことで、イベントの本気度とともに子供騙しではないことが伝わった。」
「荒俣先生のような年齢の大人が妖怪に興味を持って掘り下げていく様を幼い年齢の子どもが直接見聞きすることにとても意義を感じた。こんなに楽しいイベントを開催してくださって本当にありがとうございます。 最後にインタビューでTVに出演できたことも思い出になりました。」
「とても楽しい時間でした。荒俣宏先生のわかりやすい説明の話をもっと聞きたかったです。 荒俣宏先生からサインを書いて頂けて嬉しかったです。」
「子供が行きたいと言うので参加したのですが、とても興味深いお話で、子供のころに妖怪の本を読んでいたのを思い出し、親の私が聞き入ってしまうほどでした。私が子供のころにこういう話を聞く機会があればよかったなと思いました。」
「先日は妖怪教室の開催ありがとうございました。 親子共々楽しく参加させて頂きました。 荒俣先生の妖怪が大好きな気持ちや好奇心が伝わってきて、自分達でも妖怪について調べてみたいと思いました。」
「荒俣先生の一ツ目での登場に驚き笑ってしまいましたが、先生から次々出てくる妖怪知識は、妖怪達と共に暮らしてこられた長年のキャリアを感じました。さらに、リアルな妖怪達の登場で、映画や本の中の世界に入ったようでした。長男出産の時、2分間隔の陣痛でやってくる激痛にも長男の頭が下がって来ず、苦しみ、このまま産めずに嗚咽し続ける妖怪になってしまうんじゃないか、と心がくじけた事を久々に思い出しました(汗)。」
●子どもたちからの感想
「妖怪の事が知れて良かったです。周りに普通にいる物も妖怪かもしれないと思うと少し怖くなりましたが、怖がる事はないと教えてもらいました。」(小4・男子)
「妖怪と握手できて嬉しかったです。カッパが可愛かったです。」(小1・男子)
「昨日はとても楽しい教室をありがとうございました。とても楽しかった!カッパが可愛いかった。また、来年もあったら行きたい。」(小6・女子)
「先生の話が面白かった!カッパが赤い事が知れてよかった。来年もあったら行きたい。」 (小3・女子)
「行く前は水木しげるの話が聞けるかと思っていた。行ってみたらおもしろくて、話の中では、特に『昔の元日が2月だった』というのを初めて知って心に残った。お話だけではないのも良かった。3体の妖怪が実際に現れたのには盛り上がった。」 (小2・男子)
「妖怪たちと写真がとれたことがよかった。 また、やって欲しいです。」(小6・女子)
「妖怪たちとコミニュケーションがとれなかったのがさみしかった。 荒俣宏先生から妖怪の話がきけてよかったし、楽しかったです。」(小4・女子)
「妖怪さんと写真がとれてよかったけどさわってみたかったです。もっと色々な妖怪にあってみたいです。」(小1・女子)
「最初は怖かったけど、妖怪に会えてよかった。学校でもこういう授業があればいいのに。」(小2・男子)
「サンタさんも実は妖怪だと聞いてビックリした。埼玉の妖怪をもっと知りたくなった。」(小4・男子)
「河童さんが怖いけど楽しかった。」(年中・男子)
「妖怪が、一ツ目で一本足になった理由を知ってビックリした。早く博物館が出来て、妖怪展がみたいです。」(小2・男子)
「やどうかいが、とっても怖かった。でも、またちょっとだけなら会いたい。」(小1・女子)
また『所沢の妖怪』をテーマに、街の歴史や自然を調べながら、友達になりたい妖怪、かわいい妖怪など、小学生が考えた<所沢にいそうな妖怪>を描いて送ってもらう「角川むさしの妖怪絵コンクール」の作品募集の告知も行われ、すでに届いている魅力あふれる応募作品も紹介しながら、こんな風に妖怪を創造して、妖怪絵を描いてみよう、とのコンクールへの説明も行われました。
なお応募作品の中から選ばれた優秀作品は、2020年夏に開催の「荒俣宏の妖怪展」(角川武蔵野ミュージアム)で展示される他、魅力ある特典が予定されています。
角川むさしの妖怪絵コンクールについて
→ http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/news/2019/07/000445.php
主催:公益財団法人 角川文化振興財団 後援:所沢市教育委員会
【本件に関するお問合せ先】
公益財団法人 角川文化振興財団
広報:木ノ内、阿部
TEL:03-5211-5155/FAX:03-5211-5252