掲載開始日 2018年11月05日
西野 達の現代アート作品が隅田川を彩る!皆で踊って楽しむ「隅田川ディスコ」開幕
~内閣官房が認証する「beyond2020プログラム」として展開~
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹、以下KADOKAWA)と、墨田区主催(『隅田川 森羅万象 墨に夢(通称:すみゆめ)』実行委員会主催企画)による「Edo⇄2018 すみだ川再発見!『ふねと水辺のアートプロジェクト』」第2弾として、11月23日(金・祝)から11月25日(日)までの期間中、アート&音楽イベント「隅田川ディスコ with ミラーボールカー」を開催いたします。
1997年から主にヨーロッパで活動を続け、「平成29年度 芸術選奨美術部門文部科学大臣賞」を受賞した西野 達(にしの・たつ)。世界各都市で彫像や建造物、公共空間を変容させる大胆で冒険的なプロジェクトで知られる西野 達の作品「ミラーボールカー」が夜の隅田川に出現します。
「ミラーボールカー」は、自動車にミラーチップを貼り付けてクレーンで吊り下げ、ライトアップとともに回転させるアート作品。大阪府の「Osaka Canvas Project2013」でお披露目されたのち、2014年には日比谷でも公開されました。このたび、河川上での公開は初の試みとなります。
作品を眺めながら、DJと一緒に皆で踊って楽しめる野外ディスコ空間も隅田川テラスに誕生。墨田区役所前うるおい広場には、和食や日本酒などを楽しめるフードエリア、葛飾北斎の浮世絵を使った映像作品の展示エリアも出現。初日には墨田区出身の振付師・ラッキィ池田が参加する点灯式、最終日には西野 達、現代アーティストの鈴木康広によるトークショーといった特別プログラムも用意しております。
江戸時代、河川は物流の基盤として、人々の暮らしと経済を支えていました。中でも隅田川は、娯楽や文化を育む場でもあり、都市に賑わいをもたらしました。やがて水運から陸路へと輸送手段の主流が移り、道路整備が進むにつれて、「自動車」が我々の生活に欠かせない主要で身近な存在となりました。
そして今、また新しい都市のあり方として、自然との共生、癒しの場として「水辺」を見直す機運が高まってきています。
このたび隅田川に「ミラーボールカー」を出現させることで、河川空間をまるごと、今日的な都市の遊び場に変異させます。さらに、過去から現在に至る交通機能の変換を象徴するとともに、未来へのイマジネーションを喚起する手掛かりとしていきます。今まで見たことのない「景色」と、そこで過ごす「時間」。見慣れた川辺が異空間となるひと時をお楽しみください。
■ふねと水辺のアートプロジェクト 第2弾 「隅田川ディスコ with ミラーボールカー」
日程:11月23日(金・祝)~11月25日(日)※天候や川の状況により中止の場合あり
時間:17:00~20:00 ※「ミラーボールカー」の点灯、DJタイムは18:00~20:00(予定)
場所:隅田川テラス(吾妻橋船着場付近)、墨田区役所前うるおい広場(吾妻橋1-23-20)
交通:東武伊勢崎線・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「浅草駅」から徒歩5分、都営地下鉄浅草線「本所吾妻橋駅」から徒歩5分
参加費:無料(事前申込み不要)
特設サイト:https://sumidagawa2018.com
▼11月23日・24日・25日全日共通、17:00~20:00、フードエリアオープン(墨田区役所前うるおい広場)
水辺活性化に取り組みながら全国で様々な形態の飲食店を展開するバルニバービグループと、日本酒プロデューサー・梅澤豪による渋谷の日本酒バー「Umebachee(ウメバチ)」のキッチンカーが特別出店いたします。
葛飾北斎の浮世絵を使った映像作品が展示される空間とともに、こだわりのグルメもお楽しみください。
(映像協力=凸版印刷株式会社、Nest+ Visual)
▼11月23日・24日・25日全日共通、18:00~20:00、DJタイム(吾妻橋船着場付近)
DJ・音楽プロデューサーとして活躍するTAICHI MASTER(タイチ マスター)が出演。CMJK(元・電気グルーヴ)のユニットにサポートメンバーとして参加した後、ele-king協力のもとレーベルを立ち上げ、KREVAが在籍していたユニットやKICK THE CAN CREWらを続々とデビューさせた名プロデューサーが、新旧の邦楽を織り交ぜた様々な世代の心に響くセットリストでお届けします。
【会期中の特別プログラム】
▼11月23日、17:50~18:20、「ミラーボールカー」点灯式(吾妻橋船着場付近)
「ようかい体操第一」などを手がけてきた墨田区出身の人気振付師・ラッキィ池田が登場。イベントのマスコット的存在・ミラーボール“マン”と一緒に、ディスコの開幕を盛り上げます。ラッキィ池田が振付を手がけた「すみだ川音頭」の振付レクチャーコーナーも!
▼11月25日、17:30~18:00、クロージングセレモニー(吾妻橋船着場付近)
「ミラーボールカー」の作者・西野 達と、12月に隅田川を運航予定の「ファスナーの船」の作者・鈴木康広(すずき・やすひろ)によるトークショーを開催。世界で活躍する2人の現代アーティストが、それぞれの作品の意図や、隅田川の賑わい創出などについて語り合います。
*西野 達 プロフィール
1960年名古屋市生まれ。東京都とベルリンを拠点に活動。マーライオン等の世界中の有名な彫像が立っている場所をリビングルームやホテルに変えるなど大掛かりなインスタレーションを制作。パブリックなものをプライベートなものに変容させることで、鑑賞者の日常的な観念を壊す。代表作に、「Discovering Columbus」(2012年・NY)、「The Merlion Hotel」(2011年・シンガポール)など。
*鈴木康広 プロフィール
1979年静岡県生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科准教授。日常の何気ない風景や身近な物からインスピレーションを受け、物事の見方を変える作品を国内外で多く発表。平成29年度文化庁文化交流使に就任し、海外各都市を巡る。
「Edo⇄2018 すみだ川再発見!『ふねと水辺のアートプロジェクト』」とは
豊かな文化を育んできた隅田川を現代アートで活性化させ、その歴史的価値を世界に向けて発信することを目的にしたプロジェクトです。
内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の委託により、「平成30年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査に係る試行プロジェクト」として実施されています。
また、2020年に向けた機運を盛り上げるとともに、2020年以降のレガシーを創出する「beyond2020プログラム」に認証されています。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/beyond2020/
主催:KADOKAWA、墨田区、「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会
企画協力:KIRINZI inc.
【本イベントのご取材につきまして】
本イベントのご取材にお越し頂ける媒体様におかれましては、PDFのプレスリリース4ページ目に記載がございます取材返信用の必要項目をご記入の上、FAX、もしくはメールにて「ふねと水辺のアートプロジェクト」運営事務局宛にお申し込みくださいますよう、お願い申し上げます。