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掲載開始日 2023年08月10日

8月12日放送の「王様のブランチ」BOOKコーナーで特集! ヨシタケシンスケ著『メメンとモリ』

絵本界のトップを走る著者が本作に込めた想いとは。「生きる意味や目的」って必要ですか?



2023年8月12日のTBS 系列「王様のブランチ」の BOOKコーナーにて、本作の紹介と、著者・ヨシタケシンスケさんのインタビューが放映されます。

■「王様のブランチ」BOOKコーナー 放送概要
TBS系列(※一部地域を除く)
放送予定:2023年8月12日(土)BOOKコーナー(午前11時20分前後~)
番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/brunch/
※生放送のため、予告なく変更される場合があります。

ヨシタケシンスケ著『メメンとモリ』の紹介


身も蓋もない言葉の中にだけ、希望を見出せるときもある。
「人は何のために生きてるの?」の3つのお話。


第1話:『メメンとモリと ちいさいおさら』
「わたしたちだって いつかはおとなになって、おとしよりになって、そしていつかは 天国にいく。」
メメンが作ったお皿を割ってしまったモリ。「世界にひとつしかないお皿なのに...」といつまでもクヨクヨしているモリに、メメンは「だいじょうぶよ、またつくればいいんだから」と励まします。

第2話:『メメンとモリと きたないゆきだるま』
「みんながボクを見て ガッカリしてる。わかるよ。こんなはずじゃなかった、って思うよね。」
夜のうちに降った雪。メメンとモリは次の日の晴れた朝、張り切ってゆきだるまをつくりました。でも雪は足りず、晴れて溶けかかり、できあがったゆきだるまは想像していたものと違いました。複雑な顔をしてゆきだるまをみつめるメメンとモリ。でもゆきだるまには意識があり、そんなふたりの顔を冷静に見ていたのです。

第3話:『メメントモリと つまんないえいが』
「なんだか不安になってきちゃったよ。この先も、つまんないことばっかりだったらどうしよう。」
つまらない映画を見てしまったメメンとモリ。「時間を損しちゃったね」と話しているうちに、モリは「みんなは楽しいことをしているのに、ぼくだけ損をしているみたい」と思いはじめます。そんなモリにメメンは「いきものはべつに楽しむために生きているわけじゃないからね」と言うのですが...

著者紹介




ヨシタケシンスケ
1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。
日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)、『かみはこんなにくちゃくちゃだけど』(白泉社)、『りゆうがあります』(PHP研究所)、『にげてさがして』(赤ちゃんとママ社)『その本は』(ポプラ社)など様々なジャンルで多数の著作がある。
2023年に絵本作家デビュー10周年を迎えた。


書誌情報


『メメンとモリ』
著者:ヨシタケシンスケ
発行:KADOKAWA
定価: 1,760円 (本体1,600円+税)
発売日:2023年5月31日
判型:A5判単行本
ページ数:136
ISBN:9784041133958
公式サイト:
https://yomeruba.com/feature/ehon/yoshitake-shinsuke/mementomori.html