俺と師匠とブルーボーイとストリッパー

俺と師匠とブルーボーイとストリッパー 電子版
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発売日:
2021年02月26日
商品形態:
電子書籍

俺と師匠とブルーボーイとストリッパー

  • 著者 桜木 紫乃
発売日:
2021年02月26日
商品形態:
電子書籍

「血のつながり」はなくても、そこには家族があった。

【第13回 新井賞受賞決定!】
切ない事情を持ち寄って、不器用な四人が始めた同居生活。

ギャンブルに溺れる父と働きづめの母から離れ、日々をなんとなく生きる二十歳の章介。北国のキャバレーで働きながら一人暮らしをする彼は、新しいショーの出演者と同居することになった。「世界的有名マジシャン」「シャンソン界の大御所」「今世紀最大級の踊り子」……店に現れたのは、売り文句とは程遠いどん底タレント三人。だが、彼らと言い合いをしながらも笑いに満ちた一か月が、章介の生き方を変えていく。『ホテルローヤル』『家族じまい』著者が放つ圧巻の人間ドラマ! このラストシーンは、きっとあなたの希望になる。

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「俺と師匠とブルーボーイとストリッパー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1970年代、釧路のキャバレーが舞台。下働きの章介とゲスト三人が寮(ボロ平屋)で奇妙な共同生活。やることがメチャクチャだけど楽しそうで、読んでるこちらも仲間に入ってる気持ちになる。携帯、スマホなどの通 1970年代、釧路のキャバレーが舞台。下働きの章介とゲスト三人が寮(ボロ平屋)で奇妙な共同生活。やることがメチャクチャだけど楽しそうで、読んでるこちらも仲間に入ってる気持ちになる。携帯、スマホなどの通信機器がない時代、そこにはコミュニケーションがあり、強い絆が生まれ、こんなに人との繋がりが素敵なものなのかと思う。この三人と一緒に生活してたら、別れる時は、章介でなくても寂しさを感じて泣いてしまう。心がじんわりする。この物語の登場人物達が自分の心の中に思い出として残りそうだ。【サイン本】 …続きを読む
    しんごろ
    2021年03月31日
    222人がナイス!しています
  • タイトルそのままの作品。たった一ヶ月の事がじんわりと沁みる。道東・釧路のキャバレーで働く20歳の章介と、新しい出演者3人の織りなす情にすっかり虜になる。風の冷たさ、ショーに集う酔客の喧騒、お酒や化粧の タイトルそのままの作品。たった一ヶ月の事がじんわりと沁みる。道東・釧路のキャバレーで働く20歳の章介と、新しい出演者3人の織りなす情にすっかり虜になる。風の冷たさ、ショーに集う酔客の喧騒、お酒や化粧の混ざった匂い、狭い部屋で背中に感じる肌の温もりまで感じさせて桜木紫乃が好い。師匠とシャネルやひとみに魅入られ、交わした言葉の端々が心の奥底までガツンと私を捉えて離さない。もう一度会いたいと願った私を嬉し涙にさせるラストも大好きだ。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2021年04月05日
    190人がナイス!しています
  • タイトルにあった通りの物語だった。時代は昭和50年代前半。釧路の裏さびれたキャバレー「パラダイス」が舞台。主人公の名倉章介はそこで下働きをしている。一緒に働く世界的マジシャンにシャンソン界の大御所、今 タイトルにあった通りの物語だった。時代は昭和50年代前半。釧路の裏さびれたキャバレー「パラダイス」が舞台。主人公の名倉章介はそこで下働きをしている。一緒に働く世界的マジシャンにシャンソン界の大御所、今世紀最大級の踊り子、誰も胡散臭いメンバーと仕事をしている。やがて寮で共同生活をすることになる。彼らと言い合いをしながらも笑いに満ちた時間が、章介の生き方を変えていく。自分はそんな場所を訪れた事はないが、その場の雰囲気がよく伝わって来る。桜木さんの地元を舞台に、いかにも作者自身の作品世界が伝わってきた。 …続きを読む
    のぶ
    2021年03月13日
    113人がナイス!しています

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