鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む

鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む 電子版
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発売日:
2021年05月28日
商品形態:
電子書籍

鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む

  • 著者 酒井 順子
発売日:
2021年05月28日
商品形態:
電子書籍

変わり続ける車窓風景に人生と日本を見た、 鉄道紀行界の巨星二人の軌道

鉄道は楽しい。 そして、鉄道は哀しい。

「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百閒
「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三

日本において鉄道紀行というジャンルを示した内田百閒。
「なんにも用事がない」のに百閒が汽車で大阪に行っていた頃、
普通の人にとって鉄道は、何かの用事を果たすために乗るものでした。
それから四半世紀後、異なるアプローチでそのジャンルを背負った宮脇俊三。
彼は、時刻表を小説のように愛読していたことを
『時刻表2万キロ』で告白しています。
鉄道や紀行文学の歴史とともに二人の足跡をたどる1冊です。

もくじ

▼目次
1 鉄道紀行誕生の背景は? 
2 生まれた時から「鉄」だった 
3 人生鉄路のスタート地点 
4 それぞれの新橋駅、それぞれの鉄道唱歌 
5 「鉄道は兵器だ!」の時代へ
6 東京大空襲を生き延びて 
7 敗戦の日の鉄道 
8 新たなスタート 
9 鉄道好きの観光嫌い 
10 御殿場線の運命 
11 抗い難いトンネルの魅力 
12 鉄道の音楽性 
13 酒という相棒 
14 女と鉄道 
15 誕生鉄と葬式鉄 
16 曾遊、その喜びと悲しみ
17 旅を書く・内田百閒編 
18 旅を書く・宮脇俊三編 
19 子供の心、大人の視線 
20 「時は変改す」 

メディアミックス情報

NEWS

「鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 私の宮脇俊三初体験も、酒井さんと同じです。脱サラして初出版の著書を、父親が買ってきました。それ以降、父以上に、全著作を読みましたが、早くに亡くなられて。私も乗り鉄。写真にもグッズにも時刻表にも、なんの 私の宮脇俊三初体験も、酒井さんと同じです。脱サラして初出版の著書を、父親が買ってきました。それ以降、父以上に、全著作を読みましたが、早くに亡くなられて。私も乗り鉄。写真にもグッズにも時刻表にも、なんの興味もないが、とにかくずっと乗っていたい、色々乗ってみたい派です。今一番乗りたいのは、タイの戦場にかける橋を通過する列車。百閒の如く、何の用もないが、列車で大阪に行ってきた、は、まさしく、列車での移動のみならず、心の自由だったのだと、この禍下で思いしりました。同じく鉄道好きの酒井さんの真骨頂エッセイです。 …続きを読む
    Kei
    2021年09月19日
    106人がナイス!しています
  • 子供が鉄道好きなので、いつの間にかライトな鉄道好きになってました。そんな縁で何気なく手に取った一冊。鉄道紀行界の巨星、内田百閒と宮脇俊三のこともよく知りませんでしたが、変わり続ける車窓風景と日本を見続 子供が鉄道好きなので、いつの間にかライトな鉄道好きになってました。そんな縁で何気なく手に取った一冊。鉄道紀行界の巨星、内田百閒と宮脇俊三のこともよく知りませんでしたが、変わり続ける車窓風景と日本を見続けた二人の足跡は興味深かったです。鉄道は楽しく、そしてなにか癒しや哀愁を感じます。「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」内田百閒。「鉄道の『時刻表』にも、愛読者がいる」宮脇俊三。惹かれるフレーズでした。 …続きを読む
    まちゃ
    2021年06月15日
    51人がナイス!しています
  • 久しぶりに面白い本を読んだな、という気分に浸ることができて満足!▼作者はこの二人(内田百閒(M22-)と宮脇俊三(T15-))が書き残した膨大な本や関連本もよく読み込んでいると思う。さすが「乗鉄」本を 久しぶりに面白い本を読んだな、という気分に浸ることができて満足!▼作者はこの二人(内田百閒(M22-)と宮脇俊三(T15-))が書き残した膨大な本や関連本もよく読み込んでいると思う。さすが「乗鉄」本をいろいろ書いている作者で、大先輩二人の言行をよく承知し、知るほどに尊敬や愛着の念が強まっていった様子がうかがえるが、いつもの少し醒めた書きぶりが贔屓の引き倒しにならず、紹介するエピソードもそれぞれに味わいがあって、自分が経験した鉄道旅行と重ね合わせながら楽しく読むことができた。ウケる人にはウケると思うw。 …続きを読む
    yyrn
    2021年09月12日
    31人がナイス!しています

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