サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する

サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する 電子版
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発売日:
2020年04月24日
商品形態:
電子書籍

サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する

  • 著者 梯 久美子
発売日:
2020年04月24日
商品形態:
電子書籍

その島は、歴史の狭間に漂っていた。昭和史の縮図を征く、珠玉の紀行ルポ!

かつて、この国には“国境線観光”があった。

樺太/サハリン、旧名サガレン。
何度も国境線が引き直された境界の島だ。
大日本帝国時代には、陸の“国境線”を観に、北原白秋や林芙美子らも訪れた。
また、宮沢賢治は妹トシが死んだ翌年、その魂を求めてサガレンを訪れ、名詩を残している。
他にもチェーホフや斎藤茂吉など、この地を旅した者は多い。
いったい何が彼らを惹きつけたのか?
多くの日本人に忘れられた島。その記憶は、鉄路が刻んでいた。
賢治の行程をたどりつつ、昭和史の縮図をゆく。
文学、歴史、鉄道、そして作家の業。すべてを盛り込んだ新たな紀行作品!

歴史の地層の上を走り続けた、旅の軌跡――。
「本書での二度のサハリン行きのあと、私はまたサハリンに旅をした。
(中略)この島の吸引力は強く、この先も繰り返し訪ねる予感がしている。
この地で生きて死んだ人たちの声を聴くことは、おそらくこれからの私のテーマになるだろう。」(「あとがき」より)

【目次】

第一部 寝台急行、北へ
 一 歴史の地層の上を走る
 二 林芙美子の樺太
 三 ツンドラ饅頭とロシアパン
 四 国境を越えた恋人たち
 五 北緯五〇度線のむこう
 六 廃線探索と鉱山王
 七 ニブフの口琴に揺られて

第二部 「賢治の樺太」をゆく
 一 「ヒロヒト岬」から廃工場へ
 二 賢治が乗った泊栄線
 三 「青森挽歌」の謎
 四 移動する文学
 五 大日本帝国、最果ての駅へ
 六 オホーツクの浜辺で
 七 チェーホフのサハリン、賢治の樺太
 八 白鳥湖の謎
 九 光の中を走る汽車
 十 すきとおったサガレンの夏

あとがき
主要参考文献一覧


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「サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 宮沢賢治に関する本を立て続けに読んでいるけれど、賢治は解釈の幅が広い作家で、故に多くの人が惹かれるのだな、と。「宮沢賢治の真実」に比べ、こちらは陽の賢治と言うか救われる部分が多い。そして、宮沢賢治だけ 宮沢賢治に関する本を立て続けに読んでいるけれど、賢治は解釈の幅が広い作家で、故に多くの人が惹かれるのだな、と。「宮沢賢治の真実」に比べ、こちらは陽の賢治と言うか救われる部分が多い。そして、宮沢賢治だけでなく、樺太、サハリンや鉄道に関する記述が素晴らしい。賢治に興味がなくても鉄道好き、樺太に関心があれば面白く読めるはず。ユジノサハリンスクとか、oki dub ainu bandで聴いた地名が出てくるのも個人的に熱い。アイヌやニブフ、金カム読んでいる人には馴染みの単語も。北国が好きなのでサハリン行きたくなる。 …続きを読む
    椿 釦
    2020年05月17日
    10人がナイス!しています

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