みかんとひよどり

みかんとひよどり 電子版
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発売日:
2019年02月27日
商品形態:
電子書籍

みかんとひよどり

  • 著者 近藤 史恵
発売日:
2019年02月27日
商品形態:
電子書籍

「肉を焼くことは、対話だ」ジビエを通して繋がる、ふたりの成長物語

始めたばかりの猟で遭難してしまった潮田亮二、35歳。相棒の猟犬と共に途方に暮れていたところ、無愛想な猟師・大高に助けられる。
かねてからジビエを料理したいと考えた潮田は、大高の仕留めた獲物を店で出せるように交渉する。しかし、あっさり断られてしまい――。
夢を諦め、ひっそりと生きる猟師。自由奔放でジビエへの愛情を持つオーナー。謎の趣味を持つ敏腕サービス係。
ふつうと少し違うけど自分に正直な人たちの中で、潮田は一歩ずつ変わっていく。
人生のゆるやかな変化を、きめ細やかに描く、大人の成長物語。


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「みかんとひよどり」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 多くある飲食店が舞台の小説の一冊だが、料理人とお客との関係が描かれるのではなく、フレンチレストランの雇われシェフ潮田、山で遭難しかけた潮田を助けた猟師大高の二人に、二人がそれぞれ飼っている二匹の犬が中 多くある飲食店が舞台の小説の一冊だが、料理人とお客との関係が描かれるのではなく、フレンチレストランの雇われシェフ潮田、山で遭難しかけた潮田を助けた猟師大高の二人に、二人がそれぞれ飼っている二匹の犬が中心に進む物語。その中で起こる事件から、“命をいただく”ということの意味を改めて考えさせられる作品だった。そして最後に近藤さん『みかんとひよどり』という題名に込められた意味も見えてくる。男性二人のキラと対照的なオーナー澤山と店員若葉の女性二人のキラが光っていた。一度本格的なジビエ料理に挑戦してみたいと思った。 …続きを読む
    hiro
    2019年04月06日
    224人がナイス!しています
  • 可愛いタイトルと温かいカバーから醸し出す空気感。ところがだ、命を食べることを考えさせられる作品だった。有害鳥獣問題は私の地域にもある。(鹿肉もたまに頂く)命と食べ物を効率で簡単に切り分ける社会。暮らし 可愛いタイトルと温かいカバーから醸し出す空気感。ところがだ、命を食べることを考えさせられる作品だった。有害鳥獣問題は私の地域にもある。(鹿肉もたまに頂く)命と食べ物を効率で簡単に切り分ける社会。暮らしは便利になり時間から自由になれたはずなのに社会は複雑さを増す・・本当にだ。各章のジビエ料理の想像が膨らむが、こんな太っ腹なオーナーが沢山いて、食べられる事もなく焼却処分される生き物が減ると良いなって思った。無骨な大高がカッコイイのと、二匹の犬・マタベーとピリカがこの作品を優しくしている。 …続きを読む
    いつでも母さん
    2019年04月16日
    222人がナイス!しています
  • とても面白くて、夢中になってあっという間に読み切った。小説としての楽しさにビストロ・パ・マルのシリーズの要素が加わっていて、良く出来た作品だった。レストランのオーナーである潮田は、始めたばかりの猟で遭 とても面白くて、夢中になってあっという間に読み切った。小説としての楽しさにビストロ・パ・マルのシリーズの要素が加わっていて、良く出来た作品だった。レストランのオーナーである潮田は、始めたばかりの猟で遭難してしまった。そんな状況で無愛想な猟師の大高に助けられる。大高の仕留めた獲物を見て、ジビエ料理を出したいと思い立つ。大高の仕留めた獲物を店で出せるよう交渉するが最初は断られる。交渉を続けるうちに交流が芽生えてくる。この人間ドラマも良いし、作中で描かれるジビエ料理が魅力的で食欲をそそられる。お薦めです。 …続きを読む
    のぶ
    2019年03月13日
    193人がナイス!しています

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