ソマリランドからアメリカを超える 辺境の学校で爆発する才能

ソマリランドからアメリカを超える 辺境の学校で爆発する才能

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年09月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
328
ISBN:
9784041055663

ソマリランドからアメリカを超える 辺境の学校で爆発する才能

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年09月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
328
ISBN:
9784041055663

”あの”ソマリランドでグローバルエリート校が誕生!? 解説・高野秀行氏

辺境の遊牧民が、わずか数年でMITに進学!!
謎の国家の新設校が起こした、奇跡のような本当の話。
解説・高野秀行氏

世界のフロンティアは、ソマリの子どもたちの中にあった。
破綻国家・ソマリアの中にある、平和な“未承認国”。謎の独立国家として一躍その名を知られたソマリランドに一人の男が飛び込んだ。
元ファンドマネージャーの男が私財を投げ打って挑んだのは、学校創り。それも、ハーバードやMITに進学しうるグローバルエリートを育成する学校だった。ナショナリストの突き上げは無論のこと、学校乗っ取りを企む地元有力者まで現れて七転八倒! しかし、イスラム教徒でもない白人男性は、不可能とされた夢を生徒たちと実現していく。
わずか数年で逆境を覆した教育革命は、世界の辺境から起きた!! 
辺境の遊牧民が、わずか数年でMITに進学!!
謎の国家の新設校が起こした、奇跡のような本当の話。
解説・高野秀行氏

世界のフロンティアは、ソマリの子どもたちの中にあった。
破綻国家・ソマリアの中にある、平和な“未承認国”。謎の独立国家として一躍その名を知られたソマリランドに一人の男が飛び込んだ。
元ファンドマネージャーの男が私財を投げ打って挑んだのは、学校創り。それも、ハーバードやMITに進学しうるグローバルエリートを育成する学校だった。ナショナリストの突き上げは無論のこと、学校乗っ取りを企む地元有力者まで現れて七転八倒! しかし、イスラム教徒でもない白人男性は、不可能とされた夢を生徒たちと実現していく。
わずか数年で逆境を覆した教育革命は、世界の辺境から起きた!! 

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

まえがき
プロローグ

第1部 前だけを見て
1.ソマリ族の伯父
2.ソマリランドとのつながり
3.ヘッジファンドの経営者から校長へ
4.現代の遊牧民
5.合格発表の日
6.試験
7.白紙

第2部 学校をつくる
8.ソマリランドへの初めての旅
9.氏族
10.教師たち
11.アバルソの状況

第3部 学校文化
12.モハメドの一日
13.率直な対話とモティベーション
14.ファヒマと石
15.批判的思考(クリティカル・シンキング)
16.基礎
17.誠実さ
18.スザンヌの児童養護施設
19.選考結果発表の日

第4部 大いなる誤算
20.ソマリ語を話す白人の男
21.複雑な世界
22.村
23.ざるからこぼれ落ちる水のように
24.的確に対処する
25.信仰を装ったお金
26. 男子生徒に手を焼く
27. カダーの怒り
28. なにごとも簡単にはいかない
29. ハリー、ぶち切れる
30. 高等教育委員会

第5部 根気強く取り組む
31. 成果を売り込む
32. 正義はいずこに
33. エリートのなかのソマリ人
34. 二十五日間二十七大学の旅
35. SATの旅
36. 国外退去
37. 集中砲火

第6部 社会の信頼を勝ちとる
38. ミス・マープル
39. ムスリム評議会
40. 汚名返上
41. この日のために

第7部 広げられた腕のなかへ
42. 金を持ってこい
43. とびきりの大使たち
44. 未来に向けて
45. ハーバード・ヤードにて

エピローグ それぞれの場所で
謝辞
解説

「ソマリランドからアメリカを超える 辺境の学校で爆発する才能」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 物欲から精神性への転換。行動力と持続性が、著者の本気度の尺度。様々な欲のみならず、異文化・習慣との軋轢はある意味想定範囲も、著者と教師たちのぶれない信念が巻き起こす変化の過程が全て。育み、旅立つ子供た 物欲から精神性への転換。行動力と持続性が、著者の本気度の尺度。様々な欲のみならず、異文化・習慣との軋轢はある意味想定範囲も、著者と教師たちのぶれない信念が巻き起こす変化の過程が全て。育み、旅立つ子供たち。一方、その変化が齎す功罪は、常に考えさせられる。先進国が考える悪癖も、もれなく文化の一端となる国もあるはず。1つの小さな変化が、別の変化に連動することが怖い。言い換えると、変化は喪失を意味することもあるということ。踏まえても、子供たちの笑顔を信じたい。アバルソ学校、そしてバルワーコ大学、頑張れ! …続きを読む
    Willie the Wildcat
    2018年10月21日
    55人がナイス!しています
  • 学校のことしか考えていない、と言うこともできる著者のやり方は極端に思える部分もあったけど、あくまで子どもたちの教育のため!という目的に絞ってとことんやったことで目覚ましい成果を上げている。子どもたちの 学校のことしか考えていない、と言うこともできる著者のやり方は極端に思える部分もあったけど、あくまで子どもたちの教育のため!という目的に絞ってとことんやったことで目覚ましい成果を上げている。子どもたちの変化には勇気をもらったし、自分も夢のため、精いっぱい頑張ろうと思った。 …続きを読む
    ちぃ
    2018年04月14日
    26人がナイス!しています
  • 未承認国家ソマリランドのことは、この本で解説を書いている高野秀行の著書で読んでいた。比較的平和は保たれているものの、入国するのも困難な貧しい国へ行って私財を投じて学校を設立してしまうクレイジーなアメリ 未承認国家ソマリランドのことは、この本で解説を書いている高野秀行の著書で読んでいた。比較的平和は保たれているものの、入国するのも困難な貧しい国へ行って私財を投じて学校を設立してしまうクレイジーなアメリカ人とボランティアの教師たちや懸命な生徒たちの波乱に満ちた話は、ノンフィクションなのにスリルに満ちている。やっぱりアメリカは懐が深い。 …続きを読む
    ophiuchi
    2017年12月19日
    20人がナイス!しています

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