キリンの子 鳥居歌集

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年02月10日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
168
ISBN:
9784048656337

キリンの子 鳥居歌集

  • 著者 鳥居
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2016年02月10日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
168
ISBN:
9784048656337

歌があるから、生きられた――マスコミで話題沸騰の女性歌人、初の歌集

目の前での母の自殺、小学校中退、施設での虐待、ホームレス生活。拾った新聞で字を覚え、短歌に出会って生きのびた天涯孤独のセーラー服歌人の初歌集。解説:吉川宏志、いとうせいこう氏&大口玲子氏(歌人)推薦。


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「キリンの子 鳥居歌集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 精神病院付属中学校のクラスメイトの一人。クラス中からいじめられていたその女の子は、鳥居さんの目の前で急行列車が走り来る踏切の遮断機くぐり抜け、制服の破片だけ残し手品のように消えてしまう。「紺の制服」一 精神病院付属中学校のクラスメイトの一人。クラス中からいじめられていたその女の子は、鳥居さんの目の前で急行列車が走り来る踏切の遮断機くぐり抜け、制服の破片だけ残し手品のように消えてしまう。「紺の制服」一連の短歌は読むのが正直、しんどいレベルなので他の印象に残った短歌を。【くちあけてごはんいれてものみこまず死を知らぬ子は死にゆくひとに】【母の死で薬を知ったしかし今生き抜くために同じ薬のむ】【味噌汁の湯気やわらかくどの朝も母はわれより先に起きていて】【目を伏せて空へのびゆくキリンの子月の光はかあさんのいろ】→続 …続きを読む
    文庫フリーク@灯れ松明の火(微速前進中)
    2016年06月17日
    139人がナイス!しています
  • 作者の過酷な人生が伝わってくる歌集。特に自殺した友人のことを詠んだ「紺の制服」に収められた歌は重たく、悲しくて強烈な印象を残す。自ら命を絶ってしまった母のことも多く詠まれており、母に対する思い入れの強 作者の過酷な人生が伝わってくる歌集。特に自殺した友人のことを詠んだ「紺の制服」に収められた歌は重たく、悲しくて強烈な印象を残す。自ら命を絶ってしまった母のことも多く詠まれており、母に対する思い入れの強さを感じた。作者にとって死や暴力は身近なもので、心に受けた深い傷を昇華するためにこれらの歌を詠んだのだろう。歌を詠むことで鳥居の人生は救われたのだろうか。「目を伏せて空へのびゆくキリンの子 月の色はかあさんのいろ」 …続きを読む
    新地学@児童書病発動中
    2016年07月05日
    134人がナイス!しています
  • 言葉が痛い。割れたガラスの破片で魂を傷つけ、噴き出した血で書いたような三十一文字。生と死の本質をえぐり出したような歌を前に、読み手は戦慄せざるを得ない。この世界が想像ではなく、全て彼女の実体験から生み 言葉が痛い。割れたガラスの破片で魂を傷つけ、噴き出した血で書いたような三十一文字。生と死の本質をえぐり出したような歌を前に、読み手は戦慄せざるを得ない。この世界が想像ではなく、全て彼女の実体験から生み出されたものだということにまた驚愕である。鳥居という歌人が、歌を詠むことで生きてこられたというなら、言葉の力、短歌という文学形式が持つ力を感じざるを得ない。衝撃の読書体験でした。漆黒の中にぽつんと光る家の灯りのような暖かい歌がところどころにあるのに救われる。彼女がこれからどんな歌を詠んでいくのか楽しみである。 …続きを読む
    ハイランド
    2017年01月20日
    126人がナイス!しています

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