- 著者 籔内 佐斗司
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年07月23日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 176
- ISBN:
- 9784047035591
壊れた仏像の声を聴く 文化財の保存と修復
- 著者 籔内 佐斗司
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年07月23日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 176
- ISBN:
- 9784047035591
解体による新発見や震災後の復興など、多彩な修復経験から明かす仏像の世界
形あるものはかならず消滅する。しかし日本に数多くの美しい仏像が残されているのは、修復の専門家が連綿と活躍し続けてきたからだ。仏像修復の第一人者が、修復現場でこそ出会えた仏の美と日本人の信仰を明かす。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「壊れた仏像の声を聴く 文化財の保存と修復」感想・レビュー
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「文化」と「文明」は似て非なるもの。ある土地に定着し、そこでの暮らしから生まれる習慣やさまざまな営みの総体が文化。異なった習慣や文化を持った人たちが効率よく合理的に営める普遍性を持った社会システムの総 …続きを読む2019年12月04日83人がナイス!しています
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日本の文化は言語に見られるようにてんこ盛りで、世界史年表が如実に語るように過去へと一直線に辿ることができる。「伝世古」を可能とした要因だと思う。第4章壊れた仏像は語るー 大寺院の巨大仏も確かに逸話は有る …続きを読む2020年01月16日18人がナイス!しています
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丁寧できめ細かい記述で思いのほか楽しく読めました。「伝世古」:ひとの手から手へ大切に守られ受け継がれてきた古いもの。「土中古」:一度は否定されて打ち捨てられ,土の中や海の底に埋没していたものが,ある時 …続きを読む2015年09月12日16人がナイス!しています