歌集 月光葬 角川平成歌人双書

歌集 月光葬 角川平成歌人双書

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年08月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
164
ISBN:
9784046524584

歌集 月光葬 角川平成歌人双書

  • 著者 鈴木 英子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年08月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
164
ISBN:
9784046524584

殺されっぱなしが積まれどの道もイラクの夜の月光葬なり

人間への揺るぎない眼差しが生んだ作品が、月の光のように等しく降り注ぐ――。郷里としての街を、陰翳に明るむ社会を、そしてかけがえのない命を詠った、著者待望の第四歌集。 人間への揺るぎない眼差しが生んだ作品が、月の光のように等しく降り注ぐ――。郷里としての街を、陰翳に明るむ社会を、そしてかけがえのない命を詠った、著者待望の第四歌集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌集 月光葬 角川平成歌人双書」感想・レビュー
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  • 友人の歌集。同じ時代を生きているからこそ感じる共感がある。たとえば碓氷峠にストローハットを思い、カリオストロの城を熱く語る男がいたり。社会に向けた歌も多いが、私はさりげない場面に物語を感じる歌が好きだ 友人の歌集。同じ時代を生きているからこそ感じる共感がある。たとえば碓氷峠にストローハットを思い、カリオストロの城を熱く語る男がいたり。社会に向けた歌も多いが、私はさりげない場面に物語を感じる歌が好きだ。故郷に帰る男に「珍しくスーツ着ていつもより酔って定番のような故郷の話」、大人になった幼馴染の「自転車の少年きみは喪主として妻送るべく壮年の顔」など。でも一番好きなのは、ふと孤独感に襲われたとき、見つけたけやきに遠き日のあのひとを感じた一連の作品。「いろづけるあなたの指の先からは光こぼれる抱かれにゆこう」 …続きを読む
    わいほす(noririn_papa)
    2014年09月05日
    5人がナイス!しています

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