歌集 時祷集

歌集 時祷集

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年03月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
356
ISBN:
9784048764179

歌集 時祷集

  • 著者 三枝 浩樹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年03月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
356
ISBN:
9784048764179

うつせみのひかり集めてたまかぎる夕べの色とわれはなりゆく

他者からの影響がどんなに濃いものであっても、やはりわたしはわたしであって、わたしの歌はわたしの歌でしかないのであった。哀しいほどにそうであった。16年ぶり待望の第6歌集。 他者からの影響がどんなに濃いものであっても、やはりわたしはわたしであって、わたしの歌はわたしの歌でしかないのであった。哀しいほどにそうであった。16年ぶり待望の第6歌集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌集 時祷集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 亡き人らを思い、弱さに寄り添い、神の視線を感じて生きる。作者は自らあとがきに書くように「無神論の時代」を生きながら、彼自身は無神論の世界を生きてはいない。その違和を声高ではなく静かな祈りとして差し出し 亡き人らを思い、弱さに寄り添い、神の視線を感じて生きる。作者は自らあとがきに書くように「無神論の時代」を生きながら、彼自身は無神論の世界を生きてはいない。その違和を声高ではなく静かな祈りとして差し出しているのがこの歌集の特色だと思う。〈人ひとりいなくなること永遠に解けない謎がまたやってくる〉〈神の手のなかにあるかと思うまで餌を啄みて小鳥はあそぶ〉 …続きを読む
    yumicomachi
    2017年08月29日
    1人がナイス!しています

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