- 著者 高木 彬光
- 発売日:
- 2014年04月25日
- 商品形態:
- 電子書籍
帝国の死角(下) -神々の黄昏-
- 著者 高木 彬光
- 発売日:
- 2014年04月25日
- 商品形態:
- 電子書籍
上下巻はかくあるべし。著者の大技をお楽しみ下さい
7000億円もの“天皇の秘密預金”の謎を記した「鈴木文書」を遺して逝った元海軍少将・鈴木高徳。戦後20数年経って、彼の遺児・二郎は、大鳳社という出版社に勤めていた。その創立20周年記念パーティの席上、招待者名簿になかった客、混血青年ハチローが残した“ゴッテルデンメルンク(神々の黄昏)”という言葉を聴いて、社長の永野栄造は卒倒してしまった。しかもその直後、二郎は、八光教という新興宗教が新しく始める出版事業に破格の待遇でスカウトされた。恋人の佐和子も、あまりの厚遇をいぶかっていた。その上、7年間も行方不明だった実兄が、突然姿を現わし、八光教に深入りするのは危険だと忠告したのだった……。戦後20数年の歳月が奇怪な因縁を生みだし、「鈴木文書」の謎が連続殺人事件に発展。著者のスケール雄大な大河本格ミステリー!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。