「私の家では何も起こらない」感想・レビュー
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第一の語り手は小さな丘の上の古い家に住んでいる。その女性が、背の高い男から、昔ここで姉妹がジャガイモの皮を剝いている最中に殺し合ったという話や、料理女が子供を攫ってきては主人に食べさせていたという話を …続きを読む2020年07月26日195人がナイス!しています
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連作短編集。幽霊屋敷のお話し。ホラーなんでしょうけどそんなに怖さはない感じ。2017年01月02日139人がナイス!しています
著者紹介
恩田 陸
1964年、宮城県生まれ。91年、第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、『六番目の小夜子』でデビュー。2005年、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞受賞。06年、『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門賞受賞。07年、『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞受賞。17年、『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞受賞。主な著作に『ネバーランド』『黒と茶の幻想』『上と外』『ドミノ』『チョコレートコスモス』『私の家では何も起こらない』『夢違』『雪月花黙示録』など。