眩談

眩談

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年11月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840148917

眩談

  • 著者 京極 夏彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年11月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840148917

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「眩談」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 京極さんのあるテーマのもとに雑誌などに掲載された短篇を8つ集めたものです。最近は超長編が少なくなり、このような同じテーマの短編集が目立つようです。京極さんの使う用語が結構珍しく、読んでいるだけで何かが 京極さんのあるテーマのもとに雑誌などに掲載された短篇を8つ集めたものです。最近は超長編が少なくなり、このような同じテーマの短編集が目立つようです。京極さんの使う用語が結構珍しく、読んでいるだけで何かが起こりそうな気がしてきます。この作品集もあまり直接的な怖さはないのですが、最後まで読んで振り返るとじわじわっという感じが来ます。 …続きを読む
    KAZOO
    2016年09月18日
    152人がナイス!しています
  • 日常にいたはずなのに、急に非日常へ足を踏み入れてしまうのが恐ろしかったです。彼岸と此岸の間を揺れ動き、最後はどちらに着地するのか。その空気感はまるで目眩を起こしているような感覚に陥る感じですね。何処へ 日常にいたはずなのに、急に非日常へ足を踏み入れてしまうのが恐ろしかったです。彼岸と此岸の間を揺れ動き、最後はどちらに着地するのか。その空気感はまるで目眩を起こしているような感覚に陥る感じですね。何処へ行くのか、無事帰れるのかという恐怖に囚われ続けました。言葉にするのが難しい読後感に襲われます。 …続きを読む
    優希
    2017年07月18日
    97人がナイス!しています
  • この『□談』シリーズ、他の本読んでる合間に休憩がてら少しずつ読むのがいい。なんでか知らないけど癒される。怪談のハズなのに。。忘れているだけで、すべて懐かしい話なのかもしれません★ この『□談』シリーズ、他の本読んでる合間に休憩がてら少しずつ読むのがいい。なんでか知らないけど癒される。怪談のハズなのに。。忘れているだけで、すべて懐かしい話なのかもしれません★
    勇波
    2015年12月06日
    96人がナイス!しています

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著者紹介

京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。

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