モモの物語

モモの物語

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年11月12日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840111720

モモの物語

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年11月12日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840111720

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「モモの物語」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 読友さんのレビューに魅かれて♪ ユダヤ人のモモ(11歳の少年)がイスラム教徒のイブラヒムおじさんと出会うことで、心を開き成長していく物語。〝幸せだから笑うんじゃない、笑うから幸せになるんだよ〟などなど、コ 読友さんのレビューに魅かれて♪ ユダヤ人のモモ(11歳の少年)がイスラム教徒のイブラヒムおじさんと出会うことで、心を開き成長していく物語。〝幸せだから笑うんじゃない、笑うから幸せになるんだよ〟などなど、コーランを信じるというおじさんの言葉は、どれも哲学的だ。モモは、愛してくれなかった父、幼い頃に出て行った母のこともだんだんと許せるようになる。60年代のフランス、古いお店が並ぶ風景が浮かぶ。映画にもなっているのか。ちょっと観てみたい。 …続きを読む
    tomoko
    2018年07月13日
    38人がナイス!しています
  • 『ノアの子』から2冊目のシュミット作。今回も少年の成長物語。そしてイスラムとユダヤ、ナチスの黒い影があります。11才のモモは父親と2人での愛情のない生活。お小遣いを貯めるため食料品店で万引きを繰り返す。店 『ノアの子』から2冊目のシュミット作。今回も少年の成長物語。そしてイスラムとユダヤ、ナチスの黒い影があります。11才のモモは父親と2人での愛情のない生活。お小遣いを貯めるため食料品店で万引きを繰り返す。店主のおじさんはそれを知りながら何も咎めない。やがて少しづつ交流が生まれ…。生きる上でモデルとなり、許してくれ、居場所を与えてくれる大人はやはり必要ですね。何よりも、…十一歳のある日、僕はブタを割って、売春婦を買いに行ったーこの冒頭の一文にやられました。映画化されているそうなのでそちらも観たいところ。  …続きを読む
    空猫
    2018年06月12日
    25人がナイス!しています
  • イブラヒムおじさんの言葉が一々響いてくる。「ゆっくり生きる、これが幸せの秘訣なのさ」「モモ、お前さんはわしのためじゃなく、自分のために泣いているんだよ」……。100ページ強の短い話なのだが、それ以上の読 イブラヒムおじさんの言葉が一々響いてくる。「ゆっくり生きる、これが幸せの秘訣なのさ」「モモ、お前さんはわしのためじゃなく、自分のために泣いているんだよ」……。100ページ強の短い話なのだが、それ以上の読後の満足感。 …続きを読む
    barcarola
    2023年06月11日
    6人がナイス!しています

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