最終戦争シリーズ3 最終戦争

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年09月05日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840103527

最終戦争シリーズ3 最終戦争

  • 著者 山田 ミネコ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年09月05日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840103527

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「最終戦争シリーズ3 最終戦争」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 冒頭の詩は忘れ難い、ノヴェラのLPも持ってたなぁ。人類崩壊の最終戦争を描く表題作では、十蘭とセオという一人の身体を共有するキーパーソンが、それぞれ恋に落ちる物語。セオは都市管理システムとして生きる脳だけ 冒頭の詩は忘れ難い、ノヴェラのLPも持ってたなぁ。人類崩壊の最終戦争を描く表題作では、十蘭とセオという一人の身体を共有するキーパーソンが、それぞれ恋に落ちる物語。セオは都市管理システムとして生きる脳だけの存在だが、デーヴァダッダである凍河に騙され人類を裏切り地殻変動兵器メビウスを稼働させてしまう。凍河と共に自らを封印するセオ、そして受け入れる凍河の嬉しそうな表情が切ない。宇宙飛行士とカトマンズのクマリの絆を描く『雲中飛行』、80年代英国を舞台にした『ダグラス君シリーズ』など人と妖魔にも恋はあったりする。 …続きを読む
    眠る山猫屋
    2021年02月21日
    38人がナイス!しています
  • 文庫版一気読み第3弾。この話から一気にテーマに向かって走り出す。SFお得意のコンピューターが世界を支配する時代。実際は人間の脳が組み込まれており、架空の夢として戦争をシミュレーションしていた。事故、錯乱 文庫版一気読み第3弾。この話から一気にテーマに向かって走り出す。SFお得意のコンピューターが世界を支配する時代。実際は人間の脳が組み込まれており、架空の夢として戦争をシミュレーションしていた。事故、錯乱、クローン、人格(意識)交替、ITによる都市管理、きょうだいコンプレックスと愛情飢餓、童話作家との出会い、最終兵器の発動。人間の弱み、心の隙間に漬け込んでくるデーヴァダッタの存在が禍々しくも理解できる哀しさ。負の方向に強い意志、エネルギーを持てることさえも羨ましく思える。玻璃、凍河、十蘭、セオの運命は? …続きを読む
    neimu
    2017年09月02日
    18人がナイス!しています
  • 私にとっては青春の1ページ、いや、マジで。発刊された頃は数冊に別れていたものがギュッと1冊に収まっていました。ものすごく濃い内容で、以前は同じキャラクターのものでも違う本に収まっていたりしたものだから 私にとっては青春の1ページ、いや、マジで。発刊された頃は数冊に別れていたものがギュッと1冊に収まっていました。ものすごく濃い内容で、以前は同じキャラクターのものでも違う本に収まっていたりしたものだから、読んだことのないものもありました。これから続く最終戦争後の世界の最初の踏み切りである『最終戦争』からデーヴァダッタの情報満載です。未読のものだったのは、『空中飛行』の前置きの『雲上飛行』。『冬の円盤』の笑に恋をしていた勲のその後の物語『土曜の夜』。今回の描き下ろしの『ファーストコンタクト』。 …続きを読む
    いくっち@読書リハビリ中
    2002年12月09日
    4人がナイス!しています

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