「残る蛍 浜藻歌仙帖」感想・レビュー
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この本で初めて五十嵐浜藻という俳人を知った。女人俳諧の番付の上位に位置づけられ加賀の千代女の再来とも言われたという。発句、脇と付合をしながら五七五の長句、七七の短句を交互に並べて歌仙を作るという。集ま …続きを読む2016年11月15日28人がナイス!しています
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"俳諧小説"という新しいジャンルを切り開いた最高傑作!女性として近世俳諧史上、並ぶ者のない連句作者・五十嵐浜藻。身分の垣根を越えた一座連衆の人々の交わり。人の世の哀しさと俳諧の魅力を鮮やかに描く。名作『 …続きを読む2007年07月25日5人がナイス!しています
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頬痩せし母を負ては立ありき この句を啄木は知っていたのだろうか。2013年08月15日0人がナイス!しています