「堪忍箱」感想・レビュー
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みゆきさんの時代小説五冊め読了。 木洩れ陽、温もり、朧月夜、煮売屋、差配人、出汁の良く染みた大根、木枯らし、あかぎれの手。みゆきさんの小説には白か黒か決めつけない良い意味での曖昧さが心を打つ。きめ細か …続きを読む2017年11月11日64人がナイス!しています
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八編の時代小説短編集。表題作「堪忍箱」忠実な奉公人に恵まれながら、創業者が伝えた中身を見たらいけない「堪忍箱」が噂、誤解?を呼ぶ事になり崩壊する。異なる雑誌の寄せ集めの物語をひとつにしただけで、宮部先 …続きを読む2013年01月06日24人がナイス!しています
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再読。時代物短編集。切ないお話が多いが、まっとうなひとたちが主人公なので読後感はよい。でも、表題作は、モヤモヤした読後感であった。2020年07月02日19人がナイス!しています