井上円了の「妖怪学講義」 日本人はなぜ妖怪を畏れるのか

井上円了の「妖怪学講義」 日本人はなぜ妖怪を畏れるのか

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年11月11日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
192
ISBN:
9784404040992

井上円了の「妖怪学講義」 日本人はなぜ妖怪を畏れるのか

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年11月11日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
192
ISBN:
9784404040992
なぜ人は妖怪を信じるのか。人をかどわかす未知の存在に挑んだ井上円了と、失われつつある民族を守ろうとした柳田国男。いまなお妖怪を愛する日本人の国民性を探る! なぜ人は妖怪を信じるのか。人をかどわかす未知の存在に挑んだ井上円了と、失われつつある民族を守ろうとした柳田国男。いまなお妖怪を愛する日本人の国民性を探る!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「井上円了の「妖怪学講義」 日本人はなぜ妖怪を畏れるのか」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 東洋大学の創設者で「妖怪学」の大家井上円了の生涯と学説を、円了を批判したもう一人の大家、柳田国男とともにわかりやすく書かれている。ただ、このタイトルは内容と合っていないし、〈なぜ~のか〉というのも安易 東洋大学の創設者で「妖怪学」の大家井上円了の生涯と学説を、円了を批判したもう一人の大家、柳田国男とともにわかりやすく書かれている。ただ、このタイトルは内容と合っていないし、〈なぜ~のか〉というのも安易すぎ! …続きを読む
    tomi
    2012年07月28日
    3人がナイス!しています
  • 本書は3つの内容を持つ。1.真理を愛する立場から妖怪学を創始した、東洋大学の創立者・井上円了の足跡。対して2.民俗学の立場からの柳田國男の妖怪研究。そして3.著者自身による現代妖怪ブーム分析。宗教からは距離 本書は3つの内容を持つ。1.真理を愛する立場から妖怪学を創始した、東洋大学の創立者・井上円了の足跡。対して2.民俗学の立場からの柳田國男の妖怪研究。そして3.著者自身による現代妖怪ブーム分析。宗教からは距離を置くが超自然的なものには興味を持つ、という日本人の傾向が「妖怪に魅かれる」ことに関連して触れられる。内容自体は興味深いのだけど、1と2が3に直リンクしていない(著者自身の分析が先駆者二人の研究となんの関連性もなく語られる)ので、読み終えて、本書は結局何が言いたかったんだろう?と思ってしまった。 …続きを読む
    nob
    2019年08月04日
    2人がナイス!しています
  • 必要に迫られて読んだ(趣味半分)。近代化を目指す明治時代の日本。そこに昔から息づく妖怪を科学的に説明しようとした井上円了の奮闘ぶりが伝わってきた。必死だったのかな。妖怪の類は信じる信じない、ではなく「 必要に迫られて読んだ(趣味半分)。近代化を目指す明治時代の日本。そこに昔から息づく妖怪を科学的に説明しようとした井上円了の奮闘ぶりが伝わってきた。必死だったのかな。妖怪の類は信じる信じない、ではなく「いてほしいな」と思うのだか。長岡藩の精神も受け継いでいるのかな。ブームの火付け役、もっと名が知れてもいい。 …続きを読む
    krnkn-fa
    2013年07月18日
    2人がナイス!しています

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