幕末・明治を生きた最後の浮世絵師 衝撃の絵師 月岡芳年

幕末・明治を生きた最後の浮世絵師 衝撃の絵師 月岡芳年

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年06月24日
判型:
A5変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
160
ISBN:
9784404040350

幕末・明治を生きた最後の浮世絵師 衝撃の絵師 月岡芳年

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年06月24日
判型:
A5変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
160
ISBN:
9784404040350
無残絵、妖怪絵から美人絵、歴史絵まで。「最後の浮世絵師」「最初のイラストレーター」と言われ、谷崎、三島、乱歩が愛した奇想の画家「月岡芳年」の代表作約200点を収録。 無残絵、妖怪絵から美人絵、歴史絵まで。「最後の浮世絵師」「最初のイラストレーター」と言われ、谷崎、三島、乱歩が愛した奇想の画家「月岡芳年」の代表作約200点を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「幕末・明治を生きた最後の浮世絵師 衝撃の絵師 月岡芳年」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「最後の浮世絵師」にして「最初のイラストレーター」と言われて、乱歩や芥川、三島由紀夫に愛されたそうです。構図がとんでもなくカッコいい。確かに全てを線で表現して構図で勝負する浮世絵は、今でいうイラストな 「最後の浮世絵師」にして「最初のイラストレーター」と言われて、乱歩や芥川、三島由紀夫に愛されたそうです。構図がとんでもなくカッコいい。確かに全てを線で表現して構図で勝負する浮世絵は、今でいうイラストなんだな。表紙の絵は不老不死の薬を作るため、妊娠中の実の娘の腹を裂く老婆。狂気が淡々と描かれることで、怖さが強調されてくる。個人的には英雄画の方が好きだ。孫悟空の絵は、本気で複製画がほしい。今にも動き出しそうな孫悟空を部屋に飾ったら、元気がもらえそうだ。 …続きを読む
    キク
    2022年04月10日
    62人がナイス!しています
  • 「最期の浮世絵師」にして「最初のイラストレーター」ということですが、いやー構図がカッコいい。英雄画が色あざやかで、めちゃカッコいい。水滸伝の林冲や魯智深、公孫勝もいた!血みどろ絵は正直こわかった。表紙 「最期の浮世絵師」にして「最初のイラストレーター」ということですが、いやー構図がカッコいい。英雄画が色あざやかで、めちゃカッコいい。水滸伝の林冲や魯智深、公孫勝もいた!血みどろ絵は正直こわかった。表紙は秘薬を得るため、身重の実娘を殺す母(人形浄瑠璃が題材)だそう、老婆の狂気の表情すばらしい。生涯でこんなに色々描いたのか…すごいな。 …続きを読む
    なると
    2021年05月28日
    58人がナイス!しています
  • 表紙にもなっている「奥州安達がはらひとつ屋の図」が見たくて読みました。衝撃だったんですが、更に衝撃だったのは解説で「老婆は秘薬を得るために孕った娘を殺し…」とあったこと。生きたまま妊婦を逆さ吊りにして 表紙にもなっている「奥州安達がはらひとつ屋の図」が見たくて読みました。衝撃だったんですが、更に衝撃だったのは解説で「老婆は秘薬を得るために孕った娘を殺し…」とあったこと。生きたまま妊婦を逆さ吊りにしてるんだと思っていたのでなんだかちょっと萎えました(最低)。本当に死んでるんですか?血みどろ絵は全リョナラー必見。滾ります。個人的に面白かったのは様々な階層の女性を描いた「〇〇さうな女」シリーズです。なんだかとてもキュートで味わいがありました。各作品解説があるのでわかりやすい。巻末解説も良かったです。 …続きを読む
    ヒロミ
    2016年09月22日
    50人がナイス!しています

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