- 著者 小松 和彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年03月22日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784046532732
「伝説」はなぜ生まれたか
- 著者 小松 和彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年03月22日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784046532732
世界の神話学を背景に、日本の各地に息づく説話を読み直す、画期的伝承論。
能登の洞窟にひそむ猿鬼、戸隠の山に棲む九頭龍、琵琶に宿る精霊……。物語ることの意味を解きあかす神話学を背景に、日本人が愛する伝説を読み直し、民衆の心性と歴史、王権と人身御供の秘密にせまる画期的伝承論!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「「伝説」はなぜ生まれたか」感想・レビュー
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日照り、洪水など荒ぶる自然を異界の化け物(鬼猿、九頭龍等)に映し、生贄を捧げてきた。時に外部から来たヒーローが化け物を倒し村の長となっていく、それが王権に昇華されたものがスサノオの八岐大蛇伝説である。 …続きを読む2023年09月08日3人がナイス!しています
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伝説はなぜ生まれたか、を主題にしているのは序章だけであとはまあいろんな場所やモチーフの伝説に関する論文。で、その序章が一番難物。一番読むのに時間がかかったが結局よくわかんなかったぜ。伝説はなぜ生まれる …続きを読む2020年03月04日3人がナイス!しています
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第五章・天皇と異界における生贄・身代わりの考察は圧巻。ぜひ、発展形の考察を読みたい。 ―――猿鬼伝説。天竺。九頭龍。琵琶。天皇と異界。2016年05月21日3人がナイス!しています