トピックス
メディアミックス情報
NEWS
「ばんば憑き」感想・レビュー
-
宮部さんいい作品を選び抜いたなぁ。「坊主の壺」少し怖い。「討債鬼」あんじゅうの利一郎が登場。解決したと思ったら・・すごく怖い。「ばんば憑き」我儘な新妻の話と思いきや人の心の奥底に秘めたはずの思いが迸っ …続きを読む2012年03月19日232人がナイス!しています
-
表題作は反魂の術の一種でしょうか。想像すると一番ぞっとします。この作品のみ荒涼感漂う結末。他5編は他作品とのリンクも楽しくて、後味の良い江戸前テイスト。影を送る左次郎・吉三。しょうたろう導くしの。宮部 …続きを読む2011年06月25日232人がナイス!しています
-
しみじみと、本を読むことをゆっくり楽しめる本。不思議な話、楽しい話、涙の話、人情の機微のいろいろ。そして宮部みゆきの子どもたちは本当に可愛らしくってたまらない。元気でけなげでたくましい。どうも最近は「 …続きを読む2012年05月19日178人がナイス!しています
読者モニターレビュー
いわゆる怪談、を読むのはほとんど初めてでした。それが、こんなにも心揺さぶられるとは!と自分でも驚きました。江戸時代を背景に六つの哀しい怪奇譚が描かれます。最初から最後まで息を詰めるように読み終えた時、私の胸中には去って行く彼ら、彼女らの気配が濃厚に残っていました。(マーさん)
素晴らしいとしか言いようがない。読み出したら止める事が出来ない。一気に息も出来ないぐらいの勢いで読み切ってしまいます。宮部さんの作品はどれもそうですが、その場面が目の前に広がってきます。まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚になってしまいます。(covaner999さん)
またしても宮部ワールドに引き込まれてしまいました。不思議な、ありそうななさそうな話の数々・・・読みながら自分も背筋が寒くなったり、思わず腕をさすったり・・・ちょっと切ない、哀しいそんな短編が詰まってます。人間の性を旨く絡めたストーリーに脱帽です。(mu-nyanさん)