記紀神話と考古学 歴史的始原へのノスタルジア

記紀神話と考古学 歴史的始原へのノスタルジア

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年09月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784047021440
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記紀神話と考古学 歴史的始原へのノスタルジア

  • 著者 磯前 順一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年09月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784047021440

日本近代における記紀論・考古学の軌跡を精査し、郷愁が秘める可能性を探る

土器や石器の破片が伝える太古の鼓動と郷愁、その行方とは――。日本近代において『古事記』『日本書紀』の研究と考古学が果たした役割を解明し、ナショナリズムを超えてゆくノスタルジアの可能性を模索する。 土器や石器の破片が伝える太古の鼓動と郷愁、その行方とは――。日本近代において『古事記』『日本書紀』の研究と考古学が果たした役割を解明し、ナショナリズムを超えてゆくノスタルジアの可能性を模索する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「記紀神話と考古学 歴史的始原へのノスタルジア」感想・レビュー
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  • 歴史と向き合うことは、「解釈(注釈)」なのか「作品」なのか。いま可能な対峙の仕方とは何かをケレンたっぷりに語る論文集。研究者という自己の立ち位置を問い直し続け、それでも歴史に惹かれてしまう、歴史につい 歴史と向き合うことは、「解釈(注釈)」なのか「作品」なのか。いま可能な対峙の仕方とは何かをケレンたっぷりに語る論文集。研究者という自己の立ち位置を問い直し続け、それでも歴史に惹かれてしまう、歴史について何ごとかを語らずにはいられないこの心性、このノスタルジーとは何なのかを問い詰める誠実は買う。しかし、あとがきはあまりに青すぎる。他者(と他者性)の発見にこそ自己と共同体を発見する契機があることに、そこまで無邪気でいていいのか──著者のノスタルジアは、実は自分の生きてきた時代へのノスタルジーにすぎない。 …続きを読む
    たらら
    2009年10月11日
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