- 著者 中山 可穂
- デザイン 鈴木成一デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年09月17日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 248
- ISBN:
- 9784048739917
悲歌 エレジー
- 著者 中山 可穂
- デザイン 鈴木成一デザイン室
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2009年09月17日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 248
- ISBN:
- 9784048739917
日常を突き破り、ちぎれそうに痛む心。魂を燃やしつくす禁断の恋愛小説集!
骨に染みいり血が滲む、絶壁のような険しい孤独。追い詰められた魂。私は愛してはいけない人を愛してしまったのか――。能楽のストーリーにインスパイアされた物語3篇をつむぐ傑作恋愛小説集!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「悲歌 エレジー」感想・レビュー
-
能を素材に全くちがう物語を編んだ3編。女同士の、男と女の、男同士の抜き差しならない恋愛を描く。中山可穂ならでは。性描写はほとんどない。だがそこには濃密なエロスが漂う。『隅田川』で心中を図る女子高生。『 …続きを読む2016年09月27日88人がナイス!しています
-
中山さん、初読み。愛の形を3通り。「隅田川」は女性同士、「定家」は不倫、「蝉丸」は男同士の。普段手を出さないジャンルでしたが、読みやすく一気に読了。2015年05月09日59人がナイス!しています
-
3編とも独特の雰囲気があって良かった。 短編の「隅田川」の娘と父が大変印象的。中篇の「蝉丸」は萩尾望都や竹宮恵子のような古き良き少女マンガのような味わいだった。元になっているという能楽の話も知りたい。2015年08月21日32人がナイス!しています