握りしめた欠片

握りしめた欠片

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784048739863

握りしめた欠片

  • 著者 沢木 冬吾
  • デザイン 高柳 雅人
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784048739863

『償いの椅子』の著者による、親子・家族の絆を問いかける力作長編!

七年前、正平が十歳のときに、当時、高校二年生だった姉の美花が失踪した。以来、家族はバラバラになってしまった。ある日、正平は、当時、美花とつきあっていたといわれている首藤と見かけるが・・・。 七年前、正平が十歳のときに、当時、高校二年生だった姉の美花が失踪した。以来、家族はバラバラになってしまった。ある日、正平は、当時、美花とつきあっていたといわれている首藤と見かけるが・・・。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「握りしめた欠片」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 姉が7年前に失踪し、以来、正平の家族はバラバラになってしまう。高校生になった正平が暮らしている島で殺人事件が起き、行く不明になっている姉の携帯電話が発見された。姉の失踪よりも「歓楽の島」での利権など大 姉が7年前に失踪し、以来、正平の家族はバラバラになってしまう。高校生になった正平が暮らしている島で殺人事件が起き、行く不明になっている姉の携帯電話が発見された。姉の失踪よりも「歓楽の島」での利権など大人たちの駆け引きの方がメインのテーマ。展開がちょっと無理やりっぽい感じだった。最初、面白そうと思ったのだけど深みがあまりなくて後半疲れました。 …続きを読む
    さっこ
    2020年07月05日
    56人がナイス!しています
  • 最後まで泥洞島の成り立ちや背景が理解出来ず終わってしまった。二十年以上前に廃業届を警察に出した元暴力団が独立自営をしている“陣地”という設定が奇抜で面白いと思いましたが、難しかったです。様々なことが一気 最後まで泥洞島の成り立ちや背景が理解出来ず終わってしまった。二十年以上前に廃業届を警察に出した元暴力団が独立自営をしている“陣地”という設定が奇抜で面白いと思いましたが、難しかったです。様々なことが一気に情報として入ってきて、あまり理解できないまま読み終わってしまったのは残念でした。結局家族の絆は取り戻せたのかな?正平が少し成長したことと、謎のリョウの存在が救いでしたが、どうしてもモヤモヤ感が残りました。それにしてもここに出てくる警察、無能すぎじゃない? …続きを読む
    えみ
    2016年07月25日
    3人がナイス!しています
  • 七年前、当時高二の姉美花が失踪した。残された家族のことを思ったら切ない。毎日、駅前でビラ配りをする父、祈祷師を頼る母、コンビニの飯しか食べたことのない弟正平。ある殺人事件によって、姉の失踪事件が動き出 七年前、当時高二の姉美花が失踪した。残された家族のことを思ったら切ない。毎日、駅前でビラ配りをする父、祈祷師を頼る母、コンビニの飯しか食べたことのない弟正平。ある殺人事件によって、姉の失踪事件が動き出す。あの七年は何だったのか? …続きを読む
    天笑院たか姫
    2015年07月31日
    3人がナイス!しています

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