されど時は過ぎ行く

されど時は過ぎ行く

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年05月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
344
ISBN:
9784048739467

されど時は過ぎ行く

  • 著者 北方 謙三
  • デザイン 泉沢 光雄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年05月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
344
ISBN:
9784048739467

男であり続けるために、姫島の老人と川中良一がついに激突!シリーズ最新刊

戦友の息子が命を狙われていた。何かトラブルを引き起こしたらしい。だが、息子の命を狙っていたのがあの川中だったとは。私は残り少ない命をかけて、戦友の息子を守ろうとするが…。孤高のハードボイルド新展開。 戦友の息子が命を狙われていた。何かトラブルを引き起こしたらしい。だが、息子の命を狙っていたのがあの川中だったとは。私は残り少ない命をかけて、戦友の息子を守ろうとするが…。孤高のハードボイルド新展開。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「されど時は過ぎ行く」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • みんな年を取っていっている。登場時の年齢設定の若かった登場人物は大人になっていくだけだが、登場時そこそこの年齢だったり、すでに相応の年配だった人々は犬も含めて老いが際立ってくる。とはいっても亀の甲より みんな年を取っていっている。登場時の年齢設定の若かった登場人物は大人になっていくだけだが、登場時そこそこの年齢だったり、すでに相応の年配だった人々は犬も含めて老いが際立ってくる。とはいっても亀の甲よりトシの功。姫島の爺ちゃんと大変な目に遭ったはずなのに飄々とした沢村が格好いい。水村は藤木より気が優しいのかな、と思います。 …続きを読む
    琵音
    2013年01月04日
    5人がナイス!しています
  • 富豪だが、かっては帝国海軍の軍医だった。戦友の息子が、つけねらわれて殺されそうになっている。部下に命じて、その息子を守ることにする。さて、このお話し、うんと遠くで語っているようで、まるで迫ってこないん 富豪だが、かっては帝国海軍の軍医だった。戦友の息子が、つけねらわれて殺されそうになっている。部下に命じて、その息子を守ることにする。さて、このお話し、うんと遠くで語っているようで、まるで迫ってこないんですよ。ダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラーなどのハードボイルド仕立てで、実に客観描写なんですよ。むちゃくちゃ遠い、体温が伝わってこない。きわめて読み易いが、巻頭の登場人物表と照合しないと、これは誰の台詞?どんな役割のひと?読み終わったあと、満足感、達成感は湧いてきません。 …続きを読む
    しぇるぱ
    2012年04月08日
    4人がナイス!しています
  • 北方謙三=ハードボイルド小説  と言うのがあった。初めて読んだ。いまひとつ よく分からないような・・・・ いけどもいけども つかみどころの無い展開に・・・ 半分過ぎてやっと うっすらと分かってきた。 思う 北方謙三=ハードボイルド小説  と言うのがあった。初めて読んだ。いまひとつ よく分からないような・・・・ いけどもいけども つかみどころの無い展開に・・・ 半分過ぎてやっと うっすらと分かってきた。 思うに 齢80歳になる主人公の 私=会長さん 年齢の割にはなんとフットワークのいいことか。彼に従順な水村との主従関係も珍しい・・その彼が プラトニックな愛に目覚める。切ない。 …続きを読む
    穀菜粗食人
    2013年06月16日
    3人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品