秋月記

秋月記

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年01月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784048739214

秋月記

  • 著者 葉室 麟
  • 装丁 角川書店装丁室 鈴木久美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年01月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784048739214

「俺は強くなったのか?」--清張賞作家が

福岡藩の支藩、秋月藩で、馬廻役・間小四郎は、若者らしい正義感から、長く藩政を牛耳ってきた家老・宮崎織部の糾弾に加わり、仲間と共にその排除に成功する。しかしその裏には福岡藩の策謀が・・・。書き下ろし! 福岡藩の支藩、秋月藩で、馬廻役・間小四郎は、若者らしい正義感から、長く藩政を牛耳ってきた家老・宮崎織部の糾弾に加わり、仲間と共にその排除に成功する。しかしその裏には福岡藩の策謀が・・・。書き下ろし!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「秋月記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 正に葉室麟という作品、おのれがおのれであることをためらうなとひたすら秋月藩の為に生きた、強いなあ、自分が臆病だと知っているから強く守る人間になりたいと、わかってもらえなくてもというところが、強い 正に葉室麟という作品、おのれがおのれであることをためらうなとひたすら秋月藩の為に生きた、強いなあ、自分が臆病だと知っているから強く守る人間になりたいと、わかってもらえなくてもというところが、強い
    初美マリン
    2019年06月26日
    119人がナイス!しています
  • この作品は重厚過ぎず、軽過ぎず。。これくらいの葉室氏作品が私は好き。秋月藩を舞台とした物語。本藩福岡藩との抗争、そして藩内での確執の中、自ら「嫌われ者」となり批判され糾弾される1人の武士を描く。どんな この作品は重厚過ぎず、軽過ぎず。。これくらいの葉室氏作品が私は好き。秋月藩を舞台とした物語。本藩福岡藩との抗争、そして藩内での確執の中、自ら「嫌われ者」となり批判され糾弾される1人の武士を描く。どんなに苦しい立場でも「逃げない」と決めた主人公。そして藩をつぶさない為に、出世をすればするほど周りの嫉妬に、あえて「嫌われ者」となって己の信じた道を突き進もうとする生き方。葉室氏の作品の登場人物に多く登場する高潔な人。しかしこの作品は高潔と共に、上に立つものの当然の覚悟を教えてくれた作品なのかもしれない。 …続きを読む
    レアル
    2015年08月26日
    83人がナイス!しています
  • 葉室さんの「蜩の記」に続いて2作目です。読んでみて感じたのは前作の感じと非常に似ている気がしました。葉室さんがそのような感じのものを好んで描いているのかたまたま私が手にしたものがそうなのかはわかりませ 葉室さんの「蜩の記」に続いて2作目です。読んでみて感じたのは前作の感じと非常に似ている気がしました。葉室さんがそのような感じのものを好んで描いているのかたまたま私が手にしたものがそうなのかはわかりません。山本周五郎の「樅の木は残った」のイメージを思い浮かべながら読みました。もう少し長くしてもいいのではないかと思いました。前作と同じように映画化されるといいですね。 …続きを読む
    KAZOO
    2015年03月23日
    59人がナイス!しています

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