エ/ン/ジ/ン

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年02月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
344
ISBN:
9784048739306

エ/ン/ジ/ン

  • 著者 中島 京子
  • デザイン 吉田 篤弘
  • デザイン 吉田 浩美
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2009年02月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
344
ISBN:
9784048739306

娘は失われた記憶をたどり、父の生きた70年代と遭遇した。

人嫌いの「エンジン」。孤独な夢想家の「ゴリ」。二つのあだ名だけを残し、父は70年代に消えた。隆一とミライは失踪した父の痕跡を追い、次々と不思議な人々に出逢う。近過去を巡る、記憶の旅の物語。


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「エ/ン/ジ/ン」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • タイトルセンスが光る本書は、70年代への郷愁を誘いつつ、トリッキーな技巧も楽しめる一冊。「スペクトルマン」をリアルタイムでご覧になっていた方々には、より感慨深いかもしれません。物語は、ある女性の父探し タイトルセンスが光る本書は、70年代への郷愁を誘いつつ、トリッキーな技巧も楽しめる一冊。「スペクトルマン」をリアルタイムでご覧になっていた方々には、より感慨深いかもしれません。物語は、ある女性の父探しを主軸に、彼女の親世代が青年期を過ごした70年代の世情をらせん状に絡めながら進みます。時空を超えて断続的に続く争いによる厭世観が作品に影を落としており、軽やかな文体と相まって、哀歓溢れる物語でした。父がエンジンであることを受け入れた彼女が、折り合いの悪かった母も、更に自分の存在をも肯定できたラストにじんわり。 …続きを読む
    めろんラブ 
    2015年06月24日
    75人がナイス!しています
  • 厭人…猿人…ゴリ…。ちょっと不思議な読後感。でも、よくわからないなりに、しみじみしてしまう。ゴリと呼ばれた男の人生、いや、宇宙厭人ゴリの哀しみに、なんでか囚われてしまったような。なんでそこに感情移入し 厭人…猿人…ゴリ…。ちょっと不思議な読後感。でも、よくわからないなりに、しみじみしてしまう。ゴリと呼ばれた男の人生、いや、宇宙厭人ゴリの哀しみに、なんでか囚われてしまったような。なんでそこに感情移入してしまうのか?とも思うが。P152~153は何度も読み返してしまった。たった一年だけ開園していた幼稚園から30年後に届いた同窓会の通知から始まる話。もうすでに謎だらけ。でも、そこからこんなにも話が膨らむのかという驚きがある。そして思いがけず70年代の出来事の勉強にもなった。スペクトルマン、観てみたかったな。 …続きを読む
    なゆ
    2015年10月22日
    67人がナイス!しています
  • 1970年代の礼子さんやカキザキアツシのような人々は、そういえばそういう感じの人達が居たと思い浮かびますが、「宇宙猿人ゴリ」「スペクトルマン」「キルロイ」は全く知りませんでした。 あの時代の学園闘争や 1970年代の礼子さんやカキザキアツシのような人々は、そういえばそういう感じの人達が居たと思い浮かびますが、「宇宙猿人ゴリ」「スペクトルマン」「キルロイ」は全く知りませんでした。 あの時代の学園闘争やウーマン・リヴに入っていった人々は、一種独特な世界観を持っていたので、読んでいても理解できましたが、あの時代に青春をおくらなかった世代には、かなり難しい内容ではないでしょうか。 父親を知らないミライさんが、親の事を知りたいのは当然で、切なかったです。 隆一さんとミライさんが結ばれてホッとしました。 …続きを読む
    ぶんこ
    2015年11月09日
    58人がナイス!しています

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