青雲の大和 上

青雲の大和 上

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784048738859

青雲の大和 上

  • 著者 八木 荘司
  • デザイン 片岡 忠彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784048738859

聖徳太子亡き後の大和朝廷で、野望を抱く蘇我氏。古代日本の行方は?

志半ばにして逝った聖徳太子の理想は、帰国した留学生たちに脈々と受け継がれていた。また、かつての学友・入鹿の増長に心を痛める中臣鎌足も、蘇我氏を除くことを決意。皇極天皇4年6月12日、運命の日が訪れる。 志半ばにして逝った聖徳太子の理想は、帰国した留学生たちに脈々と受け継がれていた。また、かつての学友・入鹿の増長に心を痛める中臣鎌足も、蘇我氏を除くことを決意。皇極天皇4年6月12日、運命の日が訪れる。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「青雲の大和 上」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 俳句で蘇我入鹿の亡くなった日、「蘇我入鹿忌」について調べたくて読んだ。鎌足と入鹿、嘗ての学友だった二人。鎌足に心を開いていた入鹿が策略にあって殺されてしまうのは気の毒に感じた。入鹿と鎌足が手を組んで運 俳句で蘇我入鹿の亡くなった日、「蘇我入鹿忌」について調べたくて読んだ。鎌足と入鹿、嘗ての学友だった二人。鎌足に心を開いていた入鹿が策略にあって殺されてしまうのは気の毒に感じた。入鹿と鎌足が手を組んで運営をしていったらどんな国になっただろうか。鎌足を正義として描かれた物語だったので、入鹿の描いていた国の形がやや見えにくかった。俳句の資料としてはやや残念。国際感覚に優れた、聡明な人と再評価されているとも聞いたのだが。 …続きを読む
    ゆうゆうpanda
    2020年04月09日
    30人がナイス!しています
  • 中臣鎌足が善良な人物として描かれている歴史小説。初心者でも楽しめました。 中臣鎌足が善良な人物として描かれている歴史小説。初心者でも楽しめました。
    2015年05月31日
    6人がナイス!しています
  • 日本史の勉強で最初に覚える「無事故(645年)の国を造ろう大化の改新」。中学生の頃は、「大化の改新=蘇我入鹿暗殺」で蘇我入鹿を暗殺して簡単に大化の改新が成し遂げられた、と思い込んでいた。しかし、若き中大兄 日本史の勉強で最初に覚える「無事故(645年)の国を造ろう大化の改新」。中学生の頃は、「大化の改新=蘇我入鹿暗殺」で蘇我入鹿を暗殺して簡単に大化の改新が成し遂げられた、と思い込んでいた。しかし、若き中大兄皇子と中臣鎌足をはじめとする大和を思う人々の協力と活躍により、成し遂げられる様子がこの本で展開され、この時代に対する理解が大きく広がった。 …続きを読む
    しゅ
    2018年11月04日
    4人がナイス!しています

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