ワルツ 下

ワルツ 下

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年11月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
400
ISBN:
9784048738712

ワルツ 下

  • 著者 花村 萬月
  • 装丁 高柳 雅人
  • カバーイラスト ゴトウ ヒロシ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年11月06日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
400
ISBN:
9784048738712

愛する者同士の究極の闘争がついに始まる!

百合子。城山。林。3人の恋情は城山組と館岡組の抗争で引き裂かれていく。一度は、共通の敵・利根川を倒すために、手を結んだ城山と林だが、百合子をめぐりついに最後の闘いへ。波瀾万丈の大河小説、堂々の完結篇 百合子。城山。林。3人の恋情は城山組と館岡組の抗争で引き裂かれていく。一度は、共通の敵・利根川を倒すために、手を結んだ城山と林だが、百合子をめぐりついに最後の闘いへ。波瀾万丈の大河小説、堂々の完結篇

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ワルツ 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • すごくよかった。ああ、これが萬月だったよなあと思った。すごく強いんだけど弱点があって、どこか抜けていて愛嬌がある。うん、すごく人間らしい。暴力も性欲も強いけど、萬月の小説には、何よりも愛があるんだ。し すごくよかった。ああ、これが萬月だったよなあと思った。すごく強いんだけど弱点があって、どこか抜けていて愛嬌がある。うん、すごく人間らしい。暴力も性欲も強いけど、萬月の小説には、何よりも愛があるんだ。しかし、3作で1リットルくらい精液がでたであるよ。 …続きを読む
    巨峰
    2013年10月11日
    24人がナイス!しています
  • 林とくっつく 城山やぶれる 林とくっつく 城山やぶれる
    2014年05月30日
    5人がナイス!しています
  • 2008年発行。中巻より。2001年から2003年にかけての連載。共通の敵である利根川を討つところから始まります。戦後の価値観と体制の大転換、それを飄々と進める日本人と経済を神として戴く世の中の動きを批判的に語ら 2008年発行。中巻より。2001年から2003年にかけての連載。共通の敵である利根川を討つところから始まります。戦後の価値観と体制の大転換、それを飄々と進める日本人と経済を神として戴く世の中の動きを批判的に語られます。その一方、任侠と言いながら身内の浄化もできず自分たちの都合のいいように解釈し、罪悪感も持たない古の体制をもつ組織が若者たちを殲滅するところは現実を見据えた皮肉でしょうか。作者は、見苦しくも生き抜く様を批判を交えながら、現実として描きたかったのかとも感じます。後味の悪さだけが残りました。 …続きを読む
    ツカモトカネユキ
    2023年02月15日
    4人がナイス!しています

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