- 著者 大塚 英志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年10月08日
- 判型:
- B6変形判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 232
- ISBN:
- 9784047041790
物語消滅論 キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」
- 著者 大塚 英志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年10月08日
- 判型:
- B6変形判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 232
- ISBN:
- 9784047041790
イデオロギーなき世界を動かしているのは「物語の論理」である。
国家は物語のなかのひとつのキャラクターとしてしか作用しなくなってきている。80年代に『物語消費論』を執筆した大塚が、イデオロギーなき世界を動かすのは「物語の論理」であることを看破する物語化する世界論。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「物語消滅論 キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」」感想・レビュー
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凡庸で説話論的な物語に現実世界が駆動される現在に対し、いわゆる「近代文学」的な自我の歴史を辿りながら、改めてそれを立ち上げようと言う話。いつもの大塚物語論の分かりやすいまとめで、彼の立場や史観は本書で …続きを読む2013年07月15日18人がナイス!しています
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2004著。社会変化を元にした文芸評論。所謂小説を、与えられた物語の枠組みの中で大衆的な消費をさせることで現実を説話論的に管理する試みが‘80に行われることによって、作者の固有性が揺らいだ、というのが本作の …続きを読む2019年04月25日10人がナイス!しています
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民俗学なんて浮世離れした(実際はそうでもないが、まあ感触として)学問を齧っていると、いったい自分の学究というものが、なんらかのかたちで社会とコミット出来るんだろうか? という疑問を感じることが間々ある …続きを読む2009年11月08日8人がナイス!しています