道三堀のさくら

道三堀のさくら

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年12月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784048736657

道三堀のさくら

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年12月22日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784048736657

人の想いだけは、自分の意のままにならぬもの・・・。一力節が冴え渡る!

江戸時代、水道の開通を阻まれた大川から東では、人々は、暮らしに欠かせない水を「水売り」から買い求めた。龍太郎は、言い交わしたおあきといつか所帯を持とうと懸命に働く、そんな水売りの一人だが・・・。 江戸時代、水道の開通を阻まれた大川から東では、人々は、暮らしに欠かせない水を「水売り」から買い求めた。龍太郎は、言い交わしたおあきといつか所帯を持とうと懸命に働く、そんな水売りの一人だが・・・。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「道三堀のさくら」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大川の西側には今で言う水道が敷設されていたが、大川の東・深川界隈は井戸を掘っても塩水しか出てこない。そこで「水売り」という商売が成立する。父・龍造の商売を継いだ水売り・龍太郎が主人公。水売りの元締めと 大川の西側には今で言う水道が敷設されていたが、大川の東・深川界隈は井戸を掘っても塩水しか出てこない。そこで「水売り」という商売が成立する。父・龍造の商売を継いだ水売り・龍太郎が主人公。水売りの元締めと利権を争う黒船組との抗争を描く「水、涸れて」がおもしろい。保身を図る役人との駆け引きを描き、痛快な結末となる。深川の蕎麦屋・「しのだ」は龍太郎の得意先。親方の繁三は腕の立つそば職人。娘のおあきは看板娘。龍太郎とおあきは周囲も認める仲。 …続きを読む
    藤枝梅安
    2009年09月20日
    4人がナイス!しています
  •  「道三掘の桜は散り際が見事」はいいが、この結末で「見事」なのかなぁ…。ハッピーエンドでなくともよいが、せめて団四郎(か、その母親のが適役かも)がおあきに引導わたすとか…。  「道三掘の桜は散り際が見事」はいいが、この結末で「見事」なのかなぁ…。ハッピーエンドでなくともよいが、せめて団四郎(か、その母親のが適役かも)がおあきに引導わたすとか…。
    松風
    2013年12月06日
    3人がナイス!しています
  • 途中までは面白かった。最終章がいけない。人情噺はちゃんとおとしてもらわないと。 途中までは面白かった。最終章がいけない。人情噺はちゃんとおとしてもらわないと。
    がぁ
    2012年12月04日
    3人がナイス!しています

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