あの夏、風の街に消えた

あの夏、風の街に消えた

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年10月01日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
464
ISBN:
9784048735605

あの夏、風の街に消えた

  • 著者 香納 諒一
  • デザイン 片岡 忠彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年10月01日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
464
ISBN:
9784048735605

その夏、バブル絶頂期の新宿。僕は事件に遭遇し、人生を決めた。

バブル絶頂期の新宿。行方をくらました父と、祖父の死をめぐる地上げ、中国の民主化運動が複雑に交錯し、夏の終わりと共に事件が解決したとき、僕は進むべき道を見つけていた。青春を想いを印象深く描く長編小説。 バブル絶頂期の新宿。行方をくらました父と、祖父の死をめぐる地上げ、中国の民主化運動が複雑に交錯し、夏の終わりと共に事件が解決したとき、僕は進むべき道を見つけていた。青春を想いを印象深く描く長編小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「あの夏、風の街に消えた」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 京都の大学に通う師井巌は、行方をくらました父に呼ばれ新宿で過ごす事になる。そこで出会う人々、事件、両親の過去……。 読み進めるのに時間がかかったけど面白かった。序盤は、様々なことが起きて、謎が謎を呼ぶ展 京都の大学に通う師井巌は、行方をくらました父に呼ばれ新宿で過ごす事になる。そこで出会う人々、事件、両親の過去……。 読み進めるのに時間がかかったけど面白かった。序盤は、様々なことが起きて、謎が謎を呼ぶ展開。事件を追っていくうちに学生運動や天安門事件などについても触れられます。時代の荒波にもまれた若者たちの痛みを感じました。巌もその一人。彼の出生の秘密は衝撃でした。そんな境遇の中にいながらも、p226でスーさんに言われたように真実を見ようとした巌。立派な大人だ。夏、手に汗を握りながら読むのがいいかもですね。 …続きを読む
    はるな
    2019年08月14日
    7人がナイス!しています
  • ★★★★☆ 香納諒一のハードボイルドに、村上春樹風のスパイスがふりかけられたような作品。 京都に下宿する19歳の大学生が、新宿の角筈(つのはず)ホテルに一夏滞在し奇妙な住人達と事件を解決していくというストーリ ★★★★☆ 香納諒一のハードボイルドに、村上春樹風のスパイスがふりかけられたような作品。 京都に下宿する19歳の大学生が、新宿の角筈(つのはず)ホテルに一夏滞在し奇妙な住人達と事件を解決していくというストーリだ。粗筋はハードボイルドだが、登場人物がファンタジがかっているためか好き嫌いはあるだろう。 …続きを読む
    元吉
    2007年09月22日
    1人がナイス!しています
  • 感想書くのが難しい。少々他と馴染まないと思ってしまった要素がありながらも、好きか嫌いかなら「好き」ではあるんだけど。周りの人たちが好きなんだ。風太とかハルさんとかスーさんとか。 感想書くのが難しい。少々他と馴染まないと思ってしまった要素がありながらも、好きか嫌いかなら「好き」ではあるんだけど。周りの人たちが好きなんだ。風太とかハルさんとかスーさんとか。
    鈴と空
    2011年09月13日
    1人がナイス!しています

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