Pの迷宮

Pの迷宮

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784048734905

Pの迷宮

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
424
ISBN:
9784048734905

幸せな日々を過ごしているはずだった。確かに、あの日までは――。

抑圧された記憶。それが突然倒れた弥生の病の原因だった。だが、それが判明した日から、幸せな家族の崩壊が始まる。家族とは何か。人の心を自由に操ることができるのか。記憶の謎を描く衝撃の問題作。 抑圧された記憶。それが突然倒れた弥生の病の原因だった。だが、それが判明した日から、幸せな家族の崩壊が始まる。家族とは何か。人の心を自由に操ることができるのか。記憶の謎を描く衝撃の問題作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「Pの迷宮」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 幸せな生活をおくっていたはずの弥生が突然発症したパニック症候群。北海道のホテルで男を刺したとフロントを呼ぶ女。ふたつの出来事の因果関係は20ページも読めば想像はつく。けれど、なぜこのような病気を発症し 幸せな生活をおくっていたはずの弥生が突然発症したパニック症候群。北海道のホテルで男を刺したとフロントを呼ぶ女。ふたつの出来事の因果関係は20ページも読めば想像はつく。けれど、なぜこのような病気を発症したのか、なぜこの事件は起こったのか。そして、自らフロントに電話して救急車を読んだ女が、刺した事実以外の全てを黙秘しているのはなぜか。運命のイタズラが佐紀子たちの運命を複雑に交差させる。が、自分に置き換えてみた時に、他にどんな選択肢があったというのか。彼らが再び家族としての機能を取り戻してくれればいいと思う。 …続きを読む
    マッピー
    2020年08月29日
    12人がナイス!しています
  • 血は繋がらないが愛情深い判事の父と優しい母に育てられた弥生。 父と同じ判事と結婚し娘を産んだ弥生は突然のパニック障害に苦しむ。 治療のために弥生はセラピストと抑圧されたはずのパニック障害の原因とんた記憶 血は繋がらないが愛情深い判事の父と優しい母に育てられた弥生。 父と同じ判事と結婚し娘を産んだ弥生は突然のパニック障害に苦しむ。 治療のために弥生はセラピストと抑圧されたはずのパニック障害の原因とんた記憶を探る。 記憶が甦えった弥生は治癒したが、故に両親と断絶。 そして7年後母が殺人者として起訴された!裁判官の妻が有名な精神科医を不倫の末の殺人事件と注目を浴びる。 貞淑な妻が何故?かつて一家と交流があった検事も動機が不倫とは考えられなかった。 隠された動機は? 抑圧された記憶が鍵に。結末は消化不良気味。 …続きを読む
    asa.com
    2014年09月07日
    8人がナイス!しています
  • 序盤はどういう風に進んでいくのかなーと思っていたけど、テンポも良く、ぐいぐい読んでいった。(しばらく読書の時間がとれず、久々の読書で二段構え&分厚い本書は重いかな?!と思ったけど、そんなことはなかった) 序盤はどういう風に進んでいくのかなーと思っていたけど、テンポも良く、ぐいぐい読んでいった。(しばらく読書の時間がとれず、久々の読書で二段構え&分厚い本書は重いかな?!と思ったけど、そんなことはなかった) 佐紀子が1枚上手だったのだなー。 …続きを読む
    MA
    2017年12月03日
    2人がナイス!しています

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